誰かにプロポーズしたくなりました。 伝説のカントリー歌手ジョニー・キャッシュの生涯ということで見たのですが、 子供時代に兄弟を失ったり、麻薬に溺れたりという展開は「Ray／レイ」とそっくりでした。 （あるいは「ドリーム･ガールズ」のエディ・マーフ…

作られることに意味がある。さて日本は？ サブタイトルにあるように、終戦前の１２日間の出来事なので、いきなり砲撃を受ける所から始まって、前半はずっと爆撃にさらされる地下壕でのやり取りが続き、後半は覚悟を決めたヒトラーの最後と終戦の日まで。扱っ…

なかなか侮れない楽しさ。 シリーズのリメイクで、リンジー・ローハン主演の青春モノと言うことで、侮っていたのですが、なかなかどうして。 せいぜい近所を走り回るドラックレースぐらいに思っていたら、最後は本格的なサーキットでのレースになったので、…

なんとなく見てしまった。 ここ数年ヒット作に恵まれない海洋映画監督（モデルはおそらくジャック・クストー）の最後の冒険物語。 なんせ、監督が「天才マックスの世界」のウェス・アンダーソンだから観ないわけに行かない。 アンダーソン映画では常連のビル…

この緊張感に耐えられるか？ この映画は大きく分けて３つのパートに分かれている。 第１幕が主人公が仕事を辞め、また妊娠を告げた恋人と別れ、お金のために麻薬の運び屋を引き受けるまでの青春劇。 第２幕は麻薬をのみ込む練習から始め、ＮＹまで運ぶまでの…

観ていて心地よい作品でした インディペンデント（低予算）映画は、アイデアとセンスが命。本作ではイヌの話しが聞こえるというアイデアもいいが、独特のテンポで見せる演出のセンスがよかった。この設定のミソは(洋画によくあるような)人間との会話にならず…

感情移入はできないが、雰囲気を味わうのであればなかなか ハードボイルドカンフー刑事アクションとでも言いましょうか。 設定では刑事と悪の親玉の対決となっていますが、ほとんど権威を悪用したヤクザ集団と地域のドンと言った趣で、観ていて感情移入もで…

武器商人(=戦争)を"虚構"の世界に持っていったセンスが凄い 観ていて感じたのは「すごいなこの映画」ということ。 "武器商人"というものを扱いながら、そのビジネスぶりをコミカルに描くことにより、「銃(または武器)」というものにとり憑かれた人たちを描く…

ド派手アクションとケイト・ベッキンセールが魅力の吸血鬼VS狼男の戦い 吸血鬼（バンパイア）と狼男（ライカン）の戦いを描くゴシックアクション。 「マトリックス」や「ヴァン・ヘルシング」「ブレイド」などとの類似が指摘されているが、女性が男性を連れ…

シャルウイではなく、芸能人社交ダンス部でした。 シャルウイダンスの子供版と思って見たら、ドキュメンタリでした。 芸能人社交ダンス部との違いは「貧困」ですね。ダンスを通じて自分の打ち込めるものとを見つけられると、ヤクのバイニンにならずに済むと…

悪くはないが、それ以上でもなかった 「おいきなさい」ではなく、超能力を持つヒーローたちが通うハイスクールの話。 下手をすればＢ級まっしぐらの、ハイスクールＳＦという題材でその場をその場を面白く作ったら、何とか最後までもったという感じ。決して…

エロ台詞満載のコメディの秀作 童貞男をサカナに下ネタ満載のコメディ。全米で大ヒットの評判は聞いていたが、コメディとしては中の上程度か。ただ色んなエロ台詞がぽんぽん出てるのは、笑わせられた。 それより相手役のキャサリン・キーナーのしわは今回の…

まるで悪い冗談のよう。 74'のオリジナルはロバート・アルドリッチ監督の傑作だったが、そのストーリーを忠実に追った前半はまるで悪い冗談のよう。確かにテンポはよいが、それ以外はまったくいいところ無し。スカスカの主役、饒舌な相棒（クリス・ロック）…

邦画は１０年遅れてる 難破船つながりで、こちらも鑑賞。 似ているのは、実際の沈んでいる船の映像が使われるのと、過去と現在が交互に進行する構成だけで、タイタニックのような空撮映像はなし。うーんこれは寂しい。 ドラマ部分に関しては（日本人なので）…

山谷（やまたに）が多すぎ。「泣きたいんだけど泣けないんだよー」 「あれは”ゲイ”を象徴してるんだ」という感想を見たことがありますが・・・。 途中までは展開が読めたのですが、後半はえっ、えっ、えっ。うーんまだ続くのかー！という感じで、元が絵本だ…

飛行機の中で子供が行方不明？予告がすべてでした ジョディ・フォスター主演の飛行機サスペンスドラマ。 夫を亡くし、娘と二人で帰国する機内で娘が忽然と消える。係員に捜索の手伝いを依頼するが、持っていたはずのチケットも搭乗記録もない。誘拐を主張す…

奔放な妹と堅物の姉の物語。さらっと描いているが実は重い。秀作でした。 性格が正反対なマギーとローズの姉妹が、あることで喧嘩別れをするが、やがてそれぞれが幸福を見つけ出し成長していく物語。 奔放な妹を演じるキャメロン・ディアスは、服を着た（露…

ベタだから泣ける。「昭和」を舞台に持ってきた発想が秀逸。 最初は、原作の小説家と吉岡秀隆のギャップがありすぎて違和感があったが、次第に引き込まれるうちにこれはこれでよいと思えるようになった。 昭和を舞台にしたことにより、韓国映画のようなベタ…

殺し屋稼業の共働き夫婦。ぜひとも「２」を作って！ 頭の悪いアクションかと思ったら、意外や意外、脚本が良く十分に楽しめた。正月興行映画であることを考えると、申し分ないんじゃないか。これは劇場で見たかった。 脚本はこれが映画デビューのサイモン・…

引きこもりの子供がロボットで登校？現実味が足りない 引きこもりの子供たちのバーチャル体験としてロボットの登校が認められ、その第１号として交通事故で母を亡くして引きこもりとなったサトルが転校してきた。そんかロボットをいじめる３人組と仲良くなっ…

妙にエロを感じさせる映画。ワタシの苦手系でした。 妙なエロを感じさせる以外は苦手な演出ばかりで、妖怪の扮装した過剰演技の出演陣にはじまり、ヌイグルミの犬？、あの巨大○○（東宝作品かとおもいました）菅原文太の役回り。そして何より物語全体がヌルイ…

意外と真面目だった海洋青春アクション アクションよりは青春物に力を入れているので、意外と「真面目な」映画で、好感が持てました。どうせなら敵役が父親だったらもっと面白かったかも知れません。親友役のスコット・カーンが光っています。

丁寧な作りに好感。 登場人物がほとんど３人しか出てこないのに２時間まったく飽きさせない構成がすごい。 少年時代の苛立った母親の姿から一気に引き込まれ、どうなることかと固唾を飲んだが、コーチと心を通わせているエピソードの積み重ねに安堵し、ハイ…

惚れました 何をやってもドジな花婿が結婚式前日に森で式の練習をして間違って死体の指（木の枝にしか見えない）に指輪をしてしまう。その死体は死んだ花嫁（コープスブライド）だったのだ。突然モテモテになった新郎は死んだ花嫁と生きた花嫁の間で揺れ動く…

ヒーロー物としては一風変わった展開がGOOD! 何かの事故に巻き込まれるのかと思ったら自分たちで志願したのね。でも事故で自分たちが実験体になってしまったと。で、超能力が使えるようになったが、どうするかというと「元に戻るため」に自分たちの能力の検…

雰囲気はいいのだが、ジム・キャリーがどうにも。 どんな不幸が襲うのかと思ったら両親を失った三姉弟妹の遺産を狙うオラフ伯爵が、手を替え品を替えて子供たちを追いかけ回す。そんな不幸でした。 最近児童書の映画化が多いが、原作の世界を伝えるプロダク…

思っていたよりは... 「ムーンウォーカー」で火がついて買ってしまったのですが、見終わって初めてBADが収録されていない事に気がつきました。悔しいのでメモを挙げておきます。【Ａ面】 1.Bille Jean (live) ライブで歌う姿が収録されてます。ムーンウォー…

ディズニー謹製なのに、まるでドリームワークス製のよう 親子の愛情を軸に、友達の友情とギャグ、８０年代の音楽と映画のパロディ。ディズニー謹製なのに、まるでドリームワークス製のような作りで、平均点以上でも以下でもなかった。この前観た「マダガスカ…

９０分間笑いっぱなし 都会の動物が野生の王国に憧れ来てみたが、そこは弱肉強食の世界だったと言う話だが、全然説教臭いところがないのがいい。また、無人島での苦労などがほとんど描かれない点などはコメディとして徹底しており、細かいギャグの連発とシニ…

あいかわらず前半傑作、後半失速 スピルバーグ映画の定石どおり、前半の緊張感が凄かったのに地下室にこもったあたりから失速し、最後のトライポットをやっつけるところはほとんど蛇足。でもなんども見るんだろうなぁ。特に導入からトライポッドが現れるまで…