確かな演出とリアルな展開 観ていて「グッドフェローズ」を思い出した。ただし、ずっと年齢層は低く内容はより悲惨だ。 もっと重い雰囲気かと思っていたが、意外とすんなり観ることができた。これは130分の割には長く感じる（つまり密度が高い)ことと関係し…

私はこの映画が大好きです。 ネタばれ全開！ご注意を当時、東武東上線沿線に住んでいた私は、名画座(確か上板橋)にかかると一日中観ていた記憶があります。同時上映は「翔んだカップル」／相米慎二でした。 ２５年ぶりぐらいで観なおしましたが、結構覚えて…

全然空気が読めてない Y150(横浜港開港150周年記念開国博)で見たです。 全部で3部構成になっていて、いまだと2話目と3話目を見ることが出来ます。1話約20分程度なのであわせて40分。 総入替制なので、2話を見た後いったん退場し、再入場して3話が見られます…

見えなくなったのではない。最初から見えてなかったのだ。 「シティ・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督作。 突然目が見えなくなる病気が蔓延して収容所に入れられた眼科の医師と一緒に付き添った妻（ジュリアン・ムーア）が収…

ブタ鼻つけたクリスティナ・リッチの方が可愛いく見えるってどういうこと？ 児童文学の映画化にありがちな展開だったので、てっきり原作があるのかと思ったら、なんとオリジナル脚本でした。 （脚本はこれが劇場映画初のレスリー・ケイヴニー）そこがかえっ…

クオリティの高いシリーズ！高島礼子の「鼻鳴らし」も。 相変わらずのギャグの洪水は健在でその点ではクオリティは全く落ちてないどころか、パワーアップしている。 ただ、前作のような代表的となる曲がなかったのと、前作でのライオンの”本能と建前”みたい…

うまいとは思うが。 すごくよくできた映画なのはわかるけど、見ていて惹かれるものがなかった。なんでだろう？ 前半の主人公の”見た目”中心から、だんだんと状況がわかるような作り方は、あざとさと紙一重で、 下手をすると嫌味になりかねないのに、上手く処…

些細な綻びから破滅への道へ。ルメットが放つ傑作！ かつての猛打者（シドニー・ルメット）が凡退ばかり繰り返し、すでにだれも見ていない時にホームラン。みたいな感じ？ 時間軸をずらしながら徐々に明らかにされる事実。ちょっとした掛け違いからその綻び…