2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

冷たい熱帯魚(2010)/★★★★

ぐちゃぐちゃのエンタテイメント なかなか観る気にならなかったのですが、実際観始めると止まりませんでした。 連続殺人という題材ながら常にエンタテイメントしているからですね。 最後がぐちゃぐちゃになるのも園子温監督らしい(と言っても「愛のむきだし…

ブラック・スワン(2010)/★★★☆

役者の追い込みが半端ない 内容よりもダーレン・アロノフスキーの役者の追い込みっぷりに感心しました。 ナタリー・ポートマンは見事に応えていると思います。 『パーフェクトブルー』との類似性とか、「バレエシーンほとんどがワタシの吹き替えだった」と代…

孫文の義士団(2010)/★★★

アクションシーンはいいけれど・・・ 評判がいいので観たのですが、確かにアクションはすごいと思うもの、そこに至るまでの細かい描写にどうも違和感を感じて乗れませんでした。 例えば、元夫に助けを求める妻。「あなたのことを娘に何と言えばいいか」って…

ジム・キャリー自らを語る−アクターズ・スタジオ・インタビュー−

TV

NHK BSで。 若いころはくどい演技の変顔役者としか思わなかったが、最近は結構好き。 特に「イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008)」「フィリップ、きみを愛してる!(2009)」と傑作、秀作をモノにしていると思う。 本インタビューも得意のモノマネを披露…

八日目の蝉<TV>(2010)/★★★★

映画版の背景として楽しめる 今私は"蝉ブーム"真っ最中。 NHKドラマ版を見始めたのですが、その違いが原作ではどうなっているのか気になって、原作も読み始めました。 これはNHKで放送されたドラマ「八日目の蝉」の内容です。(以降ドラマ版) ドラマ版は『…

八日目の蝉(2011)/★★★★★

永作博美に100%感情移入。号泣しました。 完全に永作博美に持っていかれたので終盤は号泣。「この子はまだ・・・・」と写真館の場面で声を上げて泣いてしまいました。 母親の扱いがあまりにも酷いという意見もありますが、もともと愛人側(永作博美側)に焦点を…