2009-01-01から1年間の記事一覧

ハイキック・ガール!(2009)/★★☆

武田梨奈に満足 ”Vシネ”って観たことないけど、こんな感じでしょうか? ストーリーもくそもなくて、ひたすら観たいものを見せる(その割には思わせぶりな雲のカットとか入るけど) あり得ない設定ばかりで、観ていてずっと?でした。 ただし、格闘シーンとキ…

ボルト(2008)/★★★

劇中劇がすごい。3Dで観たかった。 ディズニーのCGアニメ。 ジョン・ラセターがデイズニー本体に入ったせいか、ピクサー風味が入っているのがおかしい。 たとえば冒頭の疾走感は「Mr.インクレディブル」。過去に飼い主に捨てられたため、極度に人間嫌い…

私をスキーに連れてって(1987)/★★★★

ブリザードとセリカ4WD。「凍ってるね」にはシビレた いやー久しぶりに観ました。 もっと陳腐になっているかと思ったのですが、面白かった。 特に「ブリザード」が流れた瞬間鳥肌が立ちました。やっぱイイねー。 原田知世と三上博史にカップルもいいけど…

悲しみが乾くまで(2008)/★★★☆

脇役も生き生きしている佳作。脚本がいい。 ハル・ベリー&ベニチオ・デル・トロ(&デヴィッド・ドゥカヴニー)の未亡人物。 メイキングにもあったのだが、こういったドラマは”リアルでありながら映画的なスケールが出ていないといけない”という言葉通り、薄…

ポワゾン(2001)/★★

キャスティングに問題?ポワゾン(毒)だけに奇妙な味わい アンジー姉さんとアントニオ・バンデラスの組み合わせが珍しかったので録ってみた。 ストーリーを読む限りハーレクインロマンスのようにも見えたのだが、この2人でそんな展開をするはずもなく、サ…

ブタがいた教室(2008)/★★★☆

きちんと食べてほしかった 「育てて食べるために飼ってみようと思います」と言って始まった6年2組の命と向き合う授業。 色々意見はあると思いますが、映画的に言うと、(絞めるところは見せないにしても)食べるところまでは行って欲しかった。 (それじゃ教頭…

路上のソリスト(2009)/★★

響くものがない 主役もいい(「ジェイミー・フォックス」「ロバート・ダウニー・Jr」)し、出てくるキャストもいい。 監督も「つぐない」のジョー・ライトだし、音楽(クラシック)がふんだんに使われている。 さらに言うなら、エビソードが細かく重ねられ…

トワイライト〜初恋〜/★★★

アイデアはいいのに見せ方が下手。"ジョシ"でないと楽しめないのか? WOWOWの無料放送を観賞。しかも時間間違えて45分過ぎからだし。 語る資格はないのは百も承知で言うと、設定はすごくいいのに、見せ方が下手。観たいところが見せてもらえずイライラした。…

パッセンジャーズ(2008)/★★★

アン・ハサウェイが観られて満足 「飛行機事故で奇跡的に生き残った乗客をアン・ハサウェイがセラピーする話」としか知らなかったので、最後はかなりビックリ。 でもお気に入りのアン・ハサウェイがたっぷりと楽しめたのでよしとします。 相手役のパトリック…

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007)/★★★☆

このライブ感が楽しめるかがカギ ウォン・カーウァイ初体験。 ウォン・カーウァイ作品をずっと観たいとは思っていたのですが、苦手系だったので敬遠していました。 ネットでは酷評されてることが多いのですが、私は結構楽しめました。 ただし物語のバランス…

天使と悪魔(2009)/★★

スケール倍増、魅力半減 ラングドン教授の冒険第2弾。 前作の「ダビンチ・コード」は原作を読んでいた事もあってメチャメチャ面白かったのに、本作は全く面白くない。 最大の理由は「そうなのか!」と膝を打つような薀蓄(うんちく)がなかったためと思われ…

野性の証明(1978)/★★☆

角川風ごった煮映画。中野良子が忘れられない。 BS11でやっていたのを観賞(ずっと観たかったんです) 終盤の特殊部隊との戦いはすっかり忘れてました。 言いたいことは山ほどあるけど、細かいことを言ってもしょうがない。みたいな雰囲気がありますね。この…

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009)/★★★★★

20世紀を代表するエンタテイナー (原稿を2回も書いて飛ばしてしまったので、心が折れました。気が向いたらキチンと書きます) 良かったこと 亡くなったことに全く(最初のクレジットは除いて)触れていないこと ステージでの色んな仕掛けを見ることができた。 …

鬼畜(1978)/★★★★★

”鬼畜”の所業にみる人間の弱さ 緒形拳の訃報を聞いて一番先に思いだしたのがこの作品。 それ以来見たい見たいと思い続けながらも、なかなか手が出せずにいたのですが、やっと見ることができました。 子供の悲しい話を見るのは気合いがいります。 愛人(小川真…

レイチェルの結婚(2008)/★★★★☆

問題妹と崩壊した家族のドキュメンタリ。見たら忘れらない。 "レイチェルの結婚(式)"の物語というより"レイチェルの結婚式のために集まった崩壊家族のドキュメンタリ"という感じでした。 結婚式=更生施設の組み合わせはどっかで見たなと思ったらサンドラ・…

スター・トレック(2009)/★★★★☆

文句なしの面白さ いやー、フツーに面白かった。楽しかったデス。 物語は荒唐無稽だが、特撮はリアル。特に最初に兵士に志願しにいく場面のカークと宇宙船の対比が素晴らしい。笑いあり(カーク船長落ちすぎ)、人間同士のぶつかり合いあり、いろんな人種あ…

ダイアナの選択(2008)/★★★★☆

ワタシの心臓ワシづかみ。ただしラストは受け付けません。 ショッキングなシーンから始まる序盤から心臓鷲掴みで、全く目が離せない。 17歳のダイアナと30歳のダイアナがシームレスに描かれ、17歳の青春(親友との関係が瑞々しい)とPTSDを抱えながら怯えて…

フェイク シティ ある男のルール(2008)/★★☆

よくも悪くもキアヌ次第 キアヌ・リーヴスの刑事ものと聞いて、なんとなく「ビバリーヒルズ・コップ」とか「48時間」のようなものを想像していったのですが、途中からだんだん話が複雑になっていって、これはキアヌ・リーヴスに向いてないのではないか?と…

ねらわれた学園(1981)/★

こんなにつまらなくて、こんなに愛おしい 「HOUSE」流れで無性に観たくなって借りてしまいました。 全編「大林センス」があふれ出しているので、決して人には勧められません。私の一番のお気に入りは松任谷正隆の音楽です。 ユーミンの旦那であり編曲者…

ウォッチメン(2009)/★★★★★

これから何度も観ることになるだろう オープニングシーケンスを観た時「こりゃ、傑作だ!」と確信し、ロールシャッハの謎解きとともに徐々に明かされるヒーローたちの過去の没頭したのだが・・・・ 2/3を過ぎたあたりからSFになってしまいました。(ガ…

マックス・ペイン(2008)/★★★

お約束の展開とビジュアル。ひいきの女優陣がうれしい。 予備知識なしで観たのだが、「Max Pain(最大の痛み)」だと思っていたら主人公の名前でした。あははっ。 ストーリーはよくある話で、妻を殺された刑事が迷宮入り捜査部署(コールドケースユニット)に転…

デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜(2009)/★★★

伏線が多すぎて・・・ 全然内容を知らずに観たので、それなりに楽しめたのだが、結局この手の映画は最後のオチでポン!と膝をつけるかどうかが勝負の分かれ目なわけで、そこまではいかなかったというが正直な感想。 スパイ同士の話なのでそこいら中に伏線が…

愛が微笑む時(1993)/★★★

芸達者な役者陣 バス事故で亡くなった4人がその日生まれた赤ちゃんに守護霊としてつく。7歳になって一旦は姿を消すが、4人へ天国からお迎えが来たときに「今のうちに無念を晴らせ」と言われる。 すでに青年になったロバート・ダウニー・Jrの前に姿を現…

デス・レース(2008)/★★★★

うまくできている。これは拾いもの オリジナルも一応映画館で観たのだが、細かいところはすっかり忘れています。 ただ、これはリメイクというよりインスパイアに近いので、「ロンゲスト・ヤード」とか「ローラーボール」のレース版と思った方が良さそうです…

デューン/砂の惑星(1984)/★★★★★

ゴシックSFの金字塔。こんな映画はもう作れません [DVD]" title="デューン/砂の惑星 劇場公開版 [DVD]" class="asin"> 「スターウオーズ」から始まったSFブームの対極にあった作品だと思う。 監督は「エレファントマン」のデヴィッド・リンチ。プロデュ…

パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008)/★★★☆

ダークナイトそっくり。 マーベル・ソニー連合のB級アクション。 これで3度目の映画化だそうだが、家族を殺された男の復讐劇なら腐るほどあるから、それほど大事にする原作でもなかろうと思う。 ただ、マーベル印だなと思わせる場面多数。 悪者がパニッシ…

姉のいた夏、いない夏(2001)/★★★

思わせぶりな自分探しの旅は心に響かず 午後のロードショーの”家族の絆”特集。 オリジナルが93分なので、ほぼノーカット(のはず)。画家の夢を捨て、家族のために大会社に就職したが、白血病で亡くなった父。 その父に溺愛された姉もやがてヨーロッパの地で…

ゴジラ(1954)/★★★★★

なぜゴジラは日本に来たのか? ディアゴスティーニの「東宝特撮映画 DVDコレクション」の第1巻。 「990円でゴジラのDVDが買えるなら」と思いきって買ってみた。 結果。大正解。心配していた画像の汚さもなく、中身はおそらく4,000円近くする正規版…

シークレット・サンシャイン(2007)/★★★★☆

日常に潜むささいな不快さと大きな欺瞞。計算しつくされた映画 このさわやかなタイトルとは裏腹な「悲惨な物語」でしたが、それ以上に感じるのは、ほぼすべてのシーンに存在する不協和音。 この映画は、普通の日常に存在する、(気にしなければ気にならない程…

12人の怒れる男(2007)/★★★★☆

正直こっちの方が面白いんですが。 最初に白状しておくと、オリジナルを見たのが2年前。 【感想】十二人の怒れる男 オリジナルも面白いとは思ったが、時が経ち過ぎて”過去の名作”感が強かった。 しかし、本作はかなり現代風の味付けがされており、映画とし…