マックス・ペイン(2008)/★★★
予備知識なしで観たのだが、「Max Pain(最大の痛み)」だと思っていたら主人公の名前でした。あははっ。
ストーリーはよくある話で、妻を殺された刑事が迷宮入り捜査部署(コールドケースユニット)に転属して、ひたすら自分の事件を追う。(それって、ただの職権乱用じゃね)
で、追ってるうちに陰謀が明らかになって、最後は壮絶な撃ち合いによって復讐を遂げるという展開。
目新しい所と言えば
- 屋外のシーンは全て雨か雪が降っている。
- 事件はある薬が原因となっているのだが、これを飲むと共通して同じ幻覚を見る
- 主人公が復讐を遂げるために、その薬に手を出す。(これで無敵になる)
- で、主人公の観る幻覚が「巨人の星」のようにそのまま”復讐に燃える男”の表現になる。(スゲー!)
ってところでしょうか。
主役の”マックス・ペイン”はマーク・ウォールバーグ。こうしてみると「ボーンシリーズ」のマット・デイモンによく似てますね。あとスティーヴ・マックィーンにもちょっと似てる。「ザ・シューター/極大射程」もよかったので、アクション俳優一直線です。
女優陣は「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコと「寝取られ男のラブ♂バカンス」のミラ・クニス。
どちらも好きな女優さんだけど、今回の配役は逆の方がよかったんじゃないかな。(ただしゲームのキャラ的にはミラ・クニスの方が似ている)
監督は「エネミー・ライン」のジョン・ムーアですが、もともとゲームが元になっているようで、マトリックス風のビジュアルはゲームを再現しているようです。(パクリではなく、ゲームのビジュアル化?)その他思い出した映画として「ボーン・スプレマシー」「ダイ・ハード」などがありました。
これをみると「パニッシャー」のアクションシーンががいかに良くできていたがわかります。
音楽は燃えスコアが結構あったのでGOOD!
■元となったゲーム画面
■こんなアクションもありました。