2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

歩いても 歩いても(2007)/★★★★

恐くて懐かしい。 容姿は全く違うのに樹木希林がウチの母親に見えて仕方がない。話す内容や仕草がどこか母親を思わせます。 最初はうまそうな食べ物やYOUと樹木希林の会話でゲラゲラ笑ってみていたのですが、この家族の過去がちょっとづつわかってくるあ…

スピード・レーサー(2008)/★★★

映画館で観たかった。次はライダーのリメイクをお願いします。 ド派手な色彩と重力を無視したアクションがすごい。 ちゃんと「A」から「F」ボタンの説明とそれぞれの使いどころが用意されているところに、原作へのリスペクトが感じられる。 これを見ていて…

グラン・トリノ(2008)/★★★★★

ガンコ爺の説教コメディ。驚きの連続。 イーストウッドが役者として出演する最後の作品だと言われていますが、これが驚きの連続でした。本作はイーストウッド作品には珍しく、前半はほとんどコメディ。それも、イーストウッドのキャラクタを逆手の取ったセル…

天国の口、終りの楽園。(2001)/★★★★★

イルサが遺(のこ)したもの エネルギーのあり余る高校生フリオとテノッチの頭は女の子とヤルことでいっぱい。 夏休みなのにそれぞれ恋人は旅行に行ってしまう。ヒマを持て余す2人。 偶然知り合った人妻ルイサを誘って(というか誘い出されて)口から出まか…

リリィ、はちみつ色の秘密(2008)/★★★★☆

少女から女性に成長するダコタ・ファニングの美しさ。 ショービスで予告を見てからすごく楽しみにしていた作品。 4歳の時目の前で母の死を見てしまったリリィ(ダコタ・ファニング)。それが心の傷となり14歳のある日、父親(ポール・ベタニー)との行き…

恋人はゴースト(2005)/★★★☆

女性版「ゴースト」。ラブコメにならなかった上質コメディ。 リース・ウィザースプーン主演の劇場未公開ラブコメ。 ただでさえ出演作が少ない上に日本未公開が多く、さらに最近は制作に回った(「ペネロピ」)事もあってずいぶんと久しぶりの印象を受けます。 …

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007)/★★★☆

観た自分を褒めたくなりました。 浅間山荘事件が発生した当時私は10歳。 まだ小学生でしたが、テレビがずっと流れていたことと、出身県で起きた事件と言うことで記憶に残っています。 ”学生の革命運動の物語”ということで、「ラスト、コーション」の前半の…

ライラにお手あげ(2008)/★★★★☆

「女」を捨てたマリン・アッカーマンの女優魂が圧巻。 ファレリー兄弟とベン・スティラーがタッグを組んだコメディ。 ニール・サイモンの「ふたり自身」のリメイクらしい。新婚旅行先で理想の女性に出会ってしまった男の話で、ミソは新婚旅行で徐々に本性を…

ラースと、その彼女(2007)/★★★★☆

キャスティングが成功。おかしくて切ない大人の寓話 なぜかすごく惹かれるものがあって、観るのが楽しみだったんです。 途中までクスクス笑って、なぜか切なくなって、ホロっとくるところもあって。決して声高ではないけれど、観る側にしっかりと伝わるもの…

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009)/★★★★

満足度高し。ただもう少し丁寧に作って欲しかった。 実は主人公が悪の首領とか、妹との憎悪劇があったりとかサイドストーリーがあるのだが、これが全てハズしていて、時間の無駄にしかなっていない。 ただ、最初からライダー同士の戦いで始まるように、ひた…

ワールド・オブ・ライズ(2008)/★★★★

リドリー・スコットの余裕を感じる。 観ていて「ミュンヘン」を思い出したな。ドラマというよりドキュメンタリを見ている感じが似ていると思う。 いろんなピース(シーン)が組み合わさって物語を紡いでいく。 そのどれもが面白くて観終わった後にお腹がいっ…