実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007)/★★★☆

観た自分を褒めたくなりました。
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]
浅間山荘事件が発生した当時私は10歳。
まだ小学生でしたが、テレビがずっと流れていたことと、出身県で起きた事件と言うことで記憶に残っています。


”学生の革命運動の物語”ということで、「ラスト、コーション」の前半のようなものを想像していましたが、全く違っていました。
こちらは「実録」と付く通り映画というよりはドキュメンタリに近いので、あまり映画的な興奮は得られません。
その代わり異様な迫力と臨場感で観る者を圧倒します。
3部構成になっており、連合赤軍のできるまでを描いた部分(1時間)、軍事訓練からなぜか仲間の半数近くをリンチにしてしまう(1.5H)浅間山荘での出来事(0.5H)ぐらいの感じです。
山での軍事訓練からなぜかリンチに至ってしまう部分が息も詰まるし時間も長い。

終わったときは、”よくぞ最後まで観た”と自分で自分を褒め総括したくなりました。
そんだけです。