その設定についていけないが中身は丁寧。 キャメロン・ディアスが母親役となる難病物で、白血病の姉のためのドナーとして生まれてきた妹が、もう姉のドナーにはならないと両親を訴えると話。まずは映画として。 監督が「きみに読む物語」のニック・カサヴェ…

ブリザードとセリカ４ＷＤ。「凍ってるね」にはシビレた いやー久しぶりに観ました。 もっと陳腐になっているかと思ったのですが、面白かった。 特に「ブリザード」が流れた瞬間鳥肌が立ちました。やっぱイイねー。 原田知世と三上博史にカップルもいいけど…

リドリー・スコットの余裕を感じる。 観ていて「ミュンヘン」を思い出したな。ドラマというよりドキュメンタリを見ている感じが似ていると思う。 いろんなピース（シーン）が組み合わさって物語を紡いでいく。 そのどれもが面白くて観終わった後にお腹がいっ…

フィクションだとばっかり。サスペンスと脇役陣の演技を味わう 最初に言い訳すると、これが「実話に基づく話」だとは全く知りませんでした。 だってブライアン・シンガーとトム・クルーズの戦争物で、しかもテーマが”ヒトラー暗殺”。 てっきりヒトラーはやは…

音楽で雄弁に語る。いや参りました。 ストリートで歌う売れない男と結婚生活がうまくいかずチェコから子供と一緒にダブリン（アイルランド）に出てきた女。二人が音楽を通じて心を通わせる姿を描く。 ネタばれを承知で言うとタイトルの”ＯＮＣＥ”は一度だけ…

頭をからっぽにして 中年男4人のバイク旅行騒動記。 2007年の年間全米興行収入で13位と堂々の成績をとりながら、日本ではひっそりと公開されました。 見ていてなんの引っ掛かりもありませんでしたが、むしろそれが楽しい。 こういった映画は細かいことを言わ…

歌で綴る４姉妹(+兄)の物語。まるで向田ドラマの味わい 時代は20世紀初頭。万博を来年に控えたセントルイスは「Meet Me In St. Louis」の歌で沸き返っていた。 ４人の姉妹は弁護士で頑固な父親とやさしい母親、長男の兄に祖父とお手伝いさんの９人暮らし。 …

「踊る大紐育（ニューヨーク）」のメンバーが再結集。でも数段落ちる。 ジーン・ケリー、フランク・シナトラ、ジュールス・マンシンとくれば、「踊る大紐育（ニューヨーク）」の３人組。今回は野球のチームメートとして登場。 しかも、シナトラが惚れられる…

名作ですね。 ほぼ毎晩、この絵本を読まされてます。 前も書いたのですが、映画と絵本の左右が逆です。なんでなんでしょう？ シャム猫のテーマがチャイニーズ風で耳につきます。ところで、ジムさんとジムさんの奥さんはなぜ赤ん坊を残して旅行に出たのでしょ…

うすい メロドラマなんだからストーリーをどうこう言っても仕方がないのだろうが、展開が遅い分内容が薄く感じた。題材が題材だけに誇張しすぎると失礼だし、リアル過ぎても悲惨だしというところか。これでな泣けないなぁ。 また記憶が戻るきっかけとして「…

パブリシティがむずかしい 実はＴＶで途中まで見ていて（野球放送延長で切れた）最後まで見たくなったので、買ってみた。結果的にうーんって感じ。 学園を舞台にした冤罪物と見せかけて実は・・・という話だが、冤罪が晴れる場面で時間的にちょうど半分。詳…

悪くないが・・・ 1967のイギリス映画のリメイク。こういった作品は低予算で特撮なしのほうが楽しい。見る側も分かって次はどうやって夢を実現（表現）するんだろうと気になるぐらいがいいのに、本当にリッチな家に住んだり本当にバスケットボール選手（本当…