ワイルドシングス/★★★

パブリシティがむずかしい
ワイルドシングス [DVD]
実はTVで途中まで見ていて(野球放送延長で切れた)最後まで見たくなったので、買ってみた。結果的にうーんって感じ。
学園を舞台にした冤罪物と見せかけて実は・・・という話だが、冤罪が晴れる場面で時間的にちょうど半分。詳しくはかけないが、ここからまだドラマは延々続く。さすがに結末が唐突だと思われるとおもったのか、ご丁寧にエンドロールで種明かしもしてくれる(これはちょっと珍しい)。

余談だがこの手の映画はパブリシティ(広告)が難しい。DVDに収録されている予告編を見る限り、学園の冤罪物というところまでは見せていた(これはほど程よい見せ方だと思う)ただ、評価が高いくなったがゆえにその後のどんでん返しがクローズアップされて、私などはつい身構えてしまったのでこの評価になった。なにも知らずに見ると「サスペンスの佳作」ぐらいにはなったと思うが。

ケヴィン・ベーコン(兼製作総指揮)とビル・マーレイがこの物語に説得力を与えている。ただどうせ買うなら「エロティックバージョン」とやらがよかったなぁ。