私を野球につれてって/★★★

踊る大紐育(ニューヨーク)」のメンバーが再結集。でも数段落ちる。
私を野球につれてって [DVD]
ジーン・ケリーフランク・シナトラ、ジュールス・マンシンとくれば、「踊る大紐育(ニューヨーク)」の3人組。今回は野球のチームメートとして登場。
しかも、シナトラが惚れられるのが、またもやベティ・ギャレット。(あの女タクシー運転手!)
踊る大紐育」のメンバー再結集だが、本作が違うのはケリーの相手役になんと"水の女王"エスター・ウィリアムズがあたっていること。
泳ぎだけでなく、歌って踊れるとは知りませんでした。
ただし、ケリーとのダンスはなくデュエットのみというのはちと寂しい。
(特典映像を見ると撮影はしたが、自分より背の高いウィリアムズを気にして、ケリーがカットしたとかしないとか。ちょっと変なダンスでした)


今回のケリーはやたらと女の子好きで舞台好き。練習より夜のお出かけが気になる性格。しかも悪巧みにはまって、チームをクビになるという設定で、感情移入がしずらいのも確か。
ただ、新オーナーが女の子でかわいい上に野球がうまいというのは、面白かった。
今でも球場でかかる「私を野球につれてって」他、楽しいナンバーがあるが、やはり「踊る大紐育」よりは格段と落ちるのは、やむを得まい。