ダイアナの選択(2008)/★★★★☆
ワタシの心臓ワシづかみ。ただしラストは受け付けません。
ショッキングなシーンから始まる序盤から心臓鷲掴みで、全く目が離せない。
17歳のダイアナと30歳のダイアナがシームレスに描かれ、17歳の青春(親友との関係が瑞々しい)とPTSDを抱えながら怯えて暮らす30歳の対比が見事。
しかも終盤、それまでは表面上は平凡だったダイアナに、一転して夫の浮気現場の目撃、交通事故、そして娘の失踪とさまざまな出来事が立て続けに襲いかかる。
どうなっちゃうの?これと思った瞬間!。
ん?
それまでがあまりにも良かったので、ワタシ的はどうにも受け付けられませんでした。
最後は無視。
こんな展開をする映画見たことあるよなー。ユアン・マクレガーが出てたよなー。と思ったら「ステイ」でした。
たぶん原作がそうなんでしょうね。
物語だったらわかるんだけど、映画もそれを踏襲しなくても。
17歳のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)と、親友のエヴァ・アムリ(スーザン・サランドンの娘!)が素晴らしい。
ユマ・サーマンもこうゆう神経質な役をやらせると見事にハマります。
ラストのおかげで賛否両論あると思いますが、そこを除けばほぼ完璧の作品だと思います。