色んな要素が入り混じって すごく静かで凄惨で冷酷で端正で単純だけど複雑。 ラストの場面はうますぎて笑っちゃいました。 でもなぜかあまり心に響かない。多分吸血鬼ものがそれほど好きではないからでしょう。 音（と音楽）の使い方もうまいと思う。ちなみ…

ポン・ジュノの片鱗。へんな映画だなぁ 2009年マイ ベスト・ワン「母なる証明」のポン・ジュノが監督し「空気人形」のペ・ドゥナが主演と聞いて、後追いで鑑賞。第１印象は”なんだか、へんな映画だなぁ”と。妊娠中でやたら当たりがキツイ妻を持つ、大学教授(…

どっちつかずの演出とキャスティングで評価が下がる。 南極で起きた殺人事件に女FBI捜査官のケイト・ベッキンセイルが挑む。「南極サスペンス」という設定を聞くとなかなか面白そうで、「エイリアン」「遊星からの物体X」などのモンスターものに振れてもいい…

劇中劇がすごい。3Dで観たかった。 ディズニーのＣＧアニメ。 ジョン・ラセターがデイズニー本体に入ったせいか、ピクサー風味が入っているのがおかしい。 たとえば冒頭の疾走感は「Ｍｒ．インクレディブル」。過去に飼い主に捨てられたため、極度に人間嫌い…

キャスティングに問題？ポワゾン（毒）だけに奇妙な味わい アンジー姉さんとアントニオ・バンデラスの組み合わせが珍しかったので録ってみた。 ストーリーを読む限りハーレクインロマンスのようにも見えたのだが、この２人でそんな展開をするはずもなく、サ…

映画バカの夢に涙。ヘタウマさが楽しい。 こいつらバカだなぁと思って見ていましたが、「ロボコップ」を一生懸命リメイクして店に戻ると、お客が列を作っているという場面で思わず涙がこぼれました。 これって映画ファンにとっては夢のような場面ですよね。 …

いい映画だけど、期待しすぎたかも すごく期待した分、脳内で仮想映画を作り上げてしまったせいか、思ったほどではない気がして。 この映画は予備知識がない状態で見た方が楽しめると思います。 全体的に映画愛に溢れているのはいいのですが、なぜあんなにち…

繊細な描写がみどころ ４３歳ウエイトレスが１６歳年下のイケメン高収入男を酒場で逆ナンパ。そのまま家まで送らせて、襲ったらたら、今度は相手が夢中になって最後にはプロポーズさせちゃう話。 こう書くと嫌味にしかならないが、それをなんとなく見せちゃ…

つまらないと思う（たぶん） 途中で寝てしまったので、書く資格がないことを百も承知で言うと、つまらないと思う。（たぶん） 「綾瀬はるか」に１ミリも思い入れがないことも関係していると思うが。 「猟奇的な彼女」以来ほとんど見ているクァク・ジェヨン作…

その名は「レティシア」 初めてみたのですが、見始めてすぐにこれは「自分たちの時代の映画だ」と思いました。"既視感"といえばいいのでしょうか？それだけでも評価が２割増、３割増になっていることをご了承ください。 ただし、世代的には１つか２つ上の映…

これは「ドキュメンタリ」か「映画」か？ 私はこの作品は「映画」だと思う。もちろん真実にもとづいているのはわかるが、どこか作り手のまなざしが暖かいながらも引いている気がするからだ。 実際、大量の死体が出てくるのに生理的な嫌悪感を及ぼすような表…

大味海洋ＣＧアクション ７２年製作なのに「古典的な名作」とすら言われているオリジナルも見ないうちに、こちらを先に見てしまいました。（７０年代作品に"古典的"と枕詞がくつことにかなり抵抗感じる年頃でございます）まるでゲームかと間違うようなＣＧ（…

こんなにハードだったとは！ 今までのジャッキー映画との違い。 「銃」が前面に出ている 今までにないハードさ 犯人が実は・・・だったとか、ベタな展開もあるのだが、こんなハードなジャッキーは観たことない。

これがポケモン映画？ 途中で寝てしまったのでモノを言う資格がないことは重々承知だが、なぜそれがＣＧと言う場面が多く、アニメでありながら絵を動かすことを放棄しているようにしか見えなかった。 ストーリーに関してコメントすることはないが、夏映画ら…

なかったことに 一応念のために確認したいのだが、これって「猟奇的な彼女」の前日談...だよね。『僕の彼女を紹介します』ってセリフで始まるし。チャ・テヒョンも出てくるし。(でも喋っていたのは教師の方だけど) これを「猟奇」につながる長いエピソード(…

劇場で見たかった。でも最後はほとんど脅迫です。 ＣＧで描くリアルな表情は予告で観ると怖い感じがしたが、実際に見ると意外と違和感がなく楽しめた。それより前半はジェットコースタームービーと言うべき疾走感で十分楽しめる。ところが北極に着いてからが…

「カープの世界」とは雲泥の差があるといわざるを得ない 原作を途中まで読んだので改めて見直したのだけれど（厳しいが）「カープの世界」とは雲泥の差があるといわざるを得ない。

遠近感があってビックリ 子供用にとついでに買ったので週末一緒に見たが、絵がシンプルなのは仕方がないとしても、遠近感がよく出ているのと、背景が妙にリアルに感じられるのが驚きだった。この値段で吹き替えがついているのも驚き。

わかっていても泣いてしまった いかにもなキャスト、設定、展開でラスト１０分までは退屈だが、最後の娘だとわかるシーンは泣いた。降籏監督は「駅」が好きなのだが、これはいただけない。

米社会の底辺を垣間見る よく見つけてきたなと感心する映像群と朴訥としたムーアのナレーション。 社会全体の問題でありながらあくまでも「ボク（ムーア）」の視線から見ようとする姿勢に共感を覚えた。 何度見ても涙がこぼれる場面が２つある。 1日5時間の…

救いようのないラスト 同一性障害ゆえの生きざまと悲劇。救いようの無いラストが最近の映画にしては印象的。私は苦手だなこの映画。

作る人の気が知れないほど悲しい映画 こんな悲しい映画を作るやつの気が知れないが、それを１枚１枚書いていく奴の気はもっとしれない。 でも、それを買う奴もどうかと思う。あっオレか。 時々息子がこれを見ている。情操教育には最適かと。