孫文の義士団(2010)/★★★

アクションシーンはいいけれど・・・ 評判がいいので観たのですが、確かにアクションはすごいと思うもの、そこに至るまでの細かい描写にどうも違和感を感じて乗れませんでした。 例えば、元夫に助けを求める妻。「あなたのことを娘に何と言えばいいか」って…

ソーシャル・ネットワーク(2010)/★★★★☆

これがfacebookじゃなくても面白いですか? 観ているうちにいつの間にか映画というよりギョーカイのドキュメンタリとして、さらに「オレの物語」として観ていました。 私もかつて小さいツールを作った事があったので、「うんうん」「わかるわかる」と共感し…

その街のこども 劇場版(2010)/★★★

むしろ「今」の映画になってしまった 阪神・淡路大震災を子供のころに経験した男女が15年後に偶然出会い、別れるまでの一晩の出来事。 私は直接の影響はなかったのですが、今見ると東日本大震災に重ねて観てしまいます。淡々とした感じが逆にリアルで、観…

ゾンビランド(2009)/★★★★☆

やっぱ面白いわ。 ゾンビ物って結構好きなんですが、これは楽しかった。 結構グロかったり血糊が多かったりするのですが、コメディテイストなのであまり怖くないし最後は爽やか青春ものになったりして、頭をからっぽにしてひたすら楽しむのが吉。なにげでキ…

ソルト(2010)/★★★☆

アンジー姉さん七変化 基本スパイ・サスペンスなのだが、アンジー姉さんが悪者のハズもなく、ひたすらその活躍を楽しみました。 さらに金髪から黒髪へと大胆なイメチェンをはじめ、ロシア風になったり、男装したりとなかなか見られないコスプレが楽しくて。 …

その土曜日、7時58分/★★★★☆

些細な綻びから破滅への道へ。ルメットが放つ傑作! かつての猛打者(シドニー・ルメット)が凡退ばかり繰り返し、すでにだれも見ていない時にホームラン。みたいな感じ? 時間軸をずらしながら徐々に明らかにされる事実。ちょっとした掛け違いからその綻び…

それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ/★★★★

今年のテーマは「生きること」 今年(2006)のキャラクタは命を貰った人形のドーリィ。吹替えは安達"あまーい"祐実さん 劇中で「何のために生まれてなにをして生きるのか」とみんなが歌うと 「決まってるじゃない」とドーリィは言う。「もちろん自分のためによ…

そして、ひと粒のひかり/★★★★

この緊張感に耐えられるか? この映画は大きく分けて3つのパートに分かれている。 第1幕が主人公が仕事を辞め、また妊娠を告げた恋人と別れ、お金のために麻薬の運び屋を引き受けるまでの青春劇。 第2幕は麻薬をのみ込む練習から始め、NYまで運ぶまでの…

ソウ/★★★

もういいです。 「怖い」のも嫌だが「痛い」のはもっと苦手なので、早送りしながら見ました。(そこまでして見ることないのにとは自分でも思いますが)。 で、その結果は可もなく不可もなくといったところ。確かに最後はビックリしましたが、犯人の動機とか…

ゾンビ [米国劇場公開版]/★★★

あれれっ?こんなにコミカルだったっけ? ずいぶん昔に観た記憶があって、あの燃える音楽がまた聞きたくて借りましたが、なんか遠くでジャカジャカ鳴っているだけで、イマイチでした。どうやら脳内補完がされていたようです。また、テンポの遅さや全体的なチ…

ソルジャー/★

見たことを後悔 もう最初のロボ歩きで駄目だって気づけよ>オレ。なんで最後までみたのかなー。あっ、ひさびさの★ひとつだ

ゾルタン★星人/★★★

ハマる人はハマる。ラストがシュール。 アシュトン・カッチャー、ショーン・W・スコット主演のお馬鹿コメディ。コピーは「おばかSF版メメント」。昨日の記憶をなくしたお馬鹿2人組が色んな人たちに会いながら昨日の出来事を知っていくという筋は一応ある…

存在の耐えられない軽さ/★★★★

関係は軽いけど描いているものは重い 結婚までしているのに浮気し続ける男と愛してるゆえに逃げ続ける女、遊びと割り切りながらも関係を続ける女。 短いエピソードを積み重ねながら心象を描いていく手法は健在。