それいけ！アンパンマン いのちの星のドーリィ／★★★★

今年のテーマは「生きること」

今年(2006)のキャラクタは命を貰った人形のドーリィ。吹替えは安達"あまーい"祐実さん

劇中で「何のために生まれてなにをして生きるのか」とみんなが歌うと
「決まってるじゃない」とドーリィは言う。「もちろん自分のためによ！せっかくもらった命だから楽しまなくちゃ」と言い放つ。
そして周りの迷惑も顧みず自分の楽しみのために遊ぶが、あまりのワガママぶりにだれも一緒に遊んでくれなくなってしまう。
ドーリィ自身もだんだんとつまらなくなくなっていき、なんと自分の命の火も消えかける。
しかし、アンパンマンの献身的な姿を見ているうちに生きることの意味に気がつく。

ドーリィの「あなたは何のために生まれたの？」の問いにアンパンマンが答えます。
「僕が生まれてきたのは困っている人を助けるためだと思うよ」

先生のメッセージしっかりと受け取りました。
ゲストキャラが我儘なのはいつも通りですが、今年はメッセージがストレートな分「泣ける」映画になっていると思います。
お子様と一緒にいかがでしょうか？

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■公式サイト
アンパンマン映画「それいけ！アンパンマン　いのちの星のドーリィ」

なお、やなせ先生の波乱万丈な人生はこちらで読めます。
愚仮面 - アンパンマンができるまで　その１
愚仮面 - アンパンマンができるまで　その２
愚仮面 - アンパンマンができるまで　その３
愚仮面 - アンパンマンができるまで　その４

「生きる」ことについて考え続けるのは松本零士先生と共通するものを感じました。