ゾンビランド(2009)／★★★★☆

やっぱ面白いわ。

ゾンビ物って結構好きなんですが、これは楽しかった。
結構グロかったり血糊が多かったりするのですが、コメディテイストなのであまり怖くないし最後は爽やか青春ものになったりして、頭をからっぽにしてひたすら楽しむのが吉。

なにげでキャストもすごくて、今やへなちょこの代名詞となるジェシー・アイゼンバーグ（「アドベンチャーランドへようこそ」）、とにかくカッコイイ！ウディ・ハレルソン（「２０１２」）、一番売れてる子役と言ったらこの子アビゲイル・ブレスリン（「私の中のあなた」）、アイラインが濃くね？のエマ・ストーン（「スーパーバッド　童貞ウォーズ」）。
あと特別出演で”あの人”も出てます。
こんな旬な人達がこんな映画にとびっくりすると同時にコメディでもゾンビ映画でも決して手を抜かないハリウッドの本気が感じられるキャスティングに感動です。

これが初監督ルーベン・フライシャーはゾンビ映画をよく知っていますね。
クライマックスもそうですが中盤のお店破壊シーンを見てても、ゾンビ映画とは”破壊の快感”なんだなと改めて思いました。
散々作られたジャンルでも、特に奇をてらう必要もなく観客の見たいものを丁寧に見せていく。それだけでも十分満足できることをこの映画は証明してます。