あいかわらず前半傑作、後半失速
スピルバーグ映画の定石どおり、前半の緊張感が凄かったのに地下室にこもったあたりから失速し、最後のトライポットをやっつけるところはほとんど蛇足。でもなんども見るんだろうなぁ。
特に導入からトライポッドが現れるまでのシークエンスがとてもいい。また車で逃げるところも走る車の周りをカメラが縦横無尽に動き回る。さらに息つくヒマもなく繰り広げられる阿鼻叫喚の世界は完全に戦争映画だろう。
その他、気がついた点として
- 手持ちカメラを意識してドキュメンタリー調になっている
- 音が効果的に使われている(サラウンド環境でDTS音声がオススメ)
- 音楽がジョーズに似ている(未知との遭遇にも)
など。劇場で見たかったなぁ。