2011公開
心に刺さる 「キック・アス」と似ているけれど、こちらの方がずっとグロテスクでリアル。そしてもっと「タクシー・ドライバー」に似ている。 飛び出す武器もそうだが、あれだけの事件を起こしておきながら最後は平温な生活を送っている感じがそっくりだ。 オ…
求めるものがちょっと違ってました 2012年最初のDVD観賞は「ピラニア3D」。 あけましておめでとうございます。 期待しすぎたせいかもしれませんが、思っていたのとはちょっと違っていました。 「ジョーズ」を観に行ったら「13日の金曜日」だったみたいな…
お腹いっぱい!大満足の95分 坂本監督のライダー映画と聞いて、わくわくして子供と駆けつけたのですが、期待を裏切らない出来で、少なくとも平成に入ってからのライダー映画では最高傑作であると思います。 理由はいたってシンプルで、観客の観たいものを観…
序盤とタイトルが気に入りました 「恐い」映画(ホラーだけでなく、怖い、痛い、イタいシーンのある映画全てですが)が苦手なので、三宅監督の映画は観たことがなかったのですが、タイトルが気に入って思わず観賞してしまいました。 序盤は現実的な展開で好…
ぐちゃぐちゃのエンタテイメント なかなか観る気にならなかったのですが、実際観始めると止まりませんでした。 連続殺人という題材ながら常にエンタテイメントしているからですね。 最後がぐちゃぐちゃになるのも園子温監督らしい(と言っても「愛のむきだし…
役者の追い込みが半端ない 内容よりもダーレン・アロノフスキーの役者の追い込みっぷりに感心しました。 ナタリー・ポートマンは見事に応えていると思います。 『パーフェクトブルー』との類似性とか、「バレエシーンほとんどがワタシの吹き替えだった」と代…
アクションシーンはいいけれど・・・ 評判がいいので観たのですが、確かにアクションはすごいと思うもの、そこに至るまでの細かい描写にどうも違和感を感じて乗れませんでした。 例えば、元夫に助けを求める妻。「あなたのことを娘に何と言えばいいか」って…
永作博美に100%感情移入。号泣しました。 完全に永作博美に持っていかれたので終盤は号泣。「この子はまだ・・・・」と写真館の場面で声を上げて泣いてしまいました。 母親の扱いがあまりにも酷いという意見もありますが、もともと愛人側(永作博美側)に焦点を…
見たかったものとはちと違う気が これまでのシリーズと違い、よく考えられているのは分るのだが、同じスーツを着ている姿を見ると何か違う気がする。 ヒーロー物ではなく、ミュータント物が見たいのだな。私は。 どこかどう違うと言われても困るけど。
脚本・演出・出演者。3拍子揃って文句なし 「ソーシャル・ネットワーク」を抑えてアカデミー賞作品賞受賞ということで、逆に期待せずに見たのですが、実によく出来た映画でした。 お話は映画というより舞台劇に近く、ジェフリー・ラッシュがコリン・ファー…
ファイトシーンはしっかりしているが センスで勝負するタイプの映画なので要はノレるかノレないかの違い。 私は残念ながらノレませんでした。 ただ、ファイトシーンがしっかりとしているのが好印象。 7人もの元カレと闘わされる原因となる彼女(ラモーナ)よ…
アクションは文句なし これDVDで見直す時って絶対アクション場面だけですよね。 それくらいストーリー自体には意味がないとおもうので、特に触れませんが、ザック・スナイダー念願のオリジナル企画がやはりクリストファー・ノーラン念願のオリジナル企画「イ…
1作目よりはクオリティは上がったけど、お話は落ちるという現象 3D吹き替え版で。 3D体験は「アバター」以来なのですが、その件は後ほど詳しく。 さて、傑作といわれる1作目(子供達も大好き)の続編ですから、期待していたのですが、どうもネットでの評価…
これは傑作です! 前作の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」でも感じたけどベン・アフレックってすごく頭がイイ人だと思う。 今回も舞台をボストンに置き地に足がついた感じがするのと、脚本がよく練られており見ていて全く目が離せない。 さらに今回はある程度の…
もったいない アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップ。夢のようなキャスティングなのになぜこうなるのか。 落ちは無理やりだし突っ込みどころ満載だし、アクションもこれが大作映画かと思わせるようなゆるさ。(いや等身大のアクションを狙ったのかも…
テンポ、キャラクタは申し分なし。 マスコミ物特にTV局物は大好物! 「ブロード・キャスト・ニュース」「アンカーウーマン」「トッツィ」などなど。 この作品もテンポの良さとセリフの巧さで思い切り楽しめました。 主役のレイチェル・マクアダムスのキュー…
不思議と忘れられない 二人が寄り添うジャケ写真と「公演でトスカーナの村を訪れたイギリス人作家と、現地でギャラリーを経営するフランス人女性が、長年連れ添った夫婦を演じ始め…。」という紹介文だけで観たのですが、ずっと二人芝居のまま夫婦喧嘩を映し…
半端ない幸福感!王道中の王道 これを見ると「面白い映画」って何だろうと考えさせられます。 王道中の王道、これまでも散々聞かされてきた手垢のたっぷり付いたストーリーなのに、少しも目が離せない。 さらに観終わった後に残る半端ない多幸感。傑作じゃな…
リスペクトに満ちた"モノマネ"作家? スピルバーグ的な記号がどっさりと。まるで昔のスピルバーグ映画を観るようだがどこか違う。 いわく、「母と子」ではなく「父と子」のドラマになっている(スピルバーグにそんな映画はない) いわく、監督少年(たぶんこ…
映画もアンストッパブル! これぞ「ノンストップ映画」。映画はこうでなくちゃという見本のような映画。 変にサブストーリーなぞ入れず、とにかく押して押して押しまくる。 ちゃかちゃかした編集も気にはなるが、この題材とマッチして気持ちがいい。TV画面…
周到なのにどっちつかず 「ハングオーバー!」の監督と出演者(ザック・ガリフィナーキス)がロバート・ダウニーJr.とタッグを組むの図。 前作の結婚式に代わって出産というリミットに向かってさまざまな障害が立ちふさがるという構図はまったく同じで、もう…
これがfacebookじゃなくても面白いですか? 観ているうちにいつの間にか映画というよりギョーカイのドキュメンタリとして、さらに「オレの物語」として観ていました。 私もかつて小さいツールを作った事があったので、「うんうん」「わかるわかる」と共感し…
むしろ「今」の映画になってしまった 阪神・淡路大震災を子供のころに経験した男女が15年後に偶然出会い、別れるまでの一晩の出来事。 私は直接の影響はなかったのですが、今見ると東日本大震災に重ねて観てしまいます。淡々とした感じが逆にリアルで、観…
期待したもの負け アクションはそこそこいいのに、ドラマ部分になると全然だめでやんの。 見ると「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (2009)」のコンビ(脚本:米村正二、監督:金田治)じゃないですか。 これじゃ期待するほうが…
前作よりは格段にいい。もっと寺本監督らしさを出してはどうか? 昨年の「のび太の人魚大海戦」が酷かったのでドラえもん映画は2度と劇場で観ることはないと思っていたのですが、息子(小2)からのリクエストとYahoo映画で絶賛だったので、今度こそはと足…