仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ＆オーズ ＭＯＶＩＥ大戦 ＭＥＧＡ ＭＡＸ(2011)／★★★★★

お腹いっぱい！大満足の95分

坂本監督のライダー映画と聞いて、わくわくして子供と駆けつけたのですが、期待を裏切らない出来で、少なくとも平成に入ってからのライダー映画では最高傑作であると思います。
理由はいたってシンプルで、観客の観たいものを観たいだけ見せる。これに尽きます。
結局ちびっこたち（その親も含めて）が観たのはライダーの活躍でありその戦い。それに新しいギミックやライダーが登場すれば、盛り上がること間違いなし。
今回は全編アクションと言っていい展開でありながら、Ｗ、オーズ、フォーゼ（と７人ライダー）のドラマも盛り込んで、てんこ盛り状態。まさにＭＥＧＡ ＭＡＸの看板に偽りなし。

Ｗ映画（運命のガイアメモリ）もそうでしたが、次々と闘いながら変身するので恐ろしく手間がかかっていると思いますが、一切手抜きをしない坂本監督の誠実さとサービス精神を感じました。
エンドクレジット中もドラマは続き、最後にフォーゼに繋がる新ライダーの登場で終了。劇場が明るくなるまで立つ人（子供）一人もいない映画なんて初めての体験でした。

坂本映画にハズレなし。さすがです。