オズ はじまりの戦い(2013)/★★★★

オズ 女難の物語 どうせならと3D BDをレンタルしましたが、2時間もあのメガネをかけるのは苦痛。しかもちょっとでも頭を動かすと2重に見えるし、やはり3Dは劇場で観ないと堪能できませんな。(それでも3DBDが欲しかったりして) ただし、モノク…

ハンガー・ゲーム(2012)/★★★★

「丁寧な描写」と主役の魅力 この手の「デス・ゲームもの」は山ほど作られている気がしますが、成功した記憶がありません。 それくらい難しいジャンルだと思います。 それなのに、本作は異例の大ヒット。 これは見ずにはなりますまい。 なんとゲームが始まる…

パシフィック・リム(2013)/★★★★☆

デル・トロからの贈り物。これは劇場に駆けつけずにはなりますまい。 最初に言っておきます。 私は菊地凛子さんの事嫌いじゃないです。 『バベル』で初めて見たときその女優魂に驚いたし、『ノルウェイの森』の直子も最初は違和感があったけど凄く良かった。…

テッド(2012)/★★★★

期待しすぎたけど、十分楽しめました。 げらげら笑いながら観ました。 前半は溢れる位のギャグが後半は意外とまともな展開に。 終盤の出来事にはビックリしましたが。 スーパーのレジのシーンが予告で観るのと全然違っていてビックリ。ここが一番笑ったかも…

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012)/★★★☆

大好物の素材だけど、観たかった物とはちと違う 終末+道中物。好物中の大好物の素材。見ない手はありません。 序盤のオフビートなコメディの中にそこはかとなく流れる絶望感。そして、突然窓際で泣く女。 こりゃ最高だなと悶絶しながら見ていたのですが、見…

モンスターズ・ユニバーシティ(2013)/★★★★

前作には及ばず。 映画の日に子もどたちと観賞。 前作のクライマックスのようなカタルシスがなく、とてもよく出来た学園物のレベルなのが残念。 それでもさすがのピクサークオリティはしっかりと確保されていて、子供たちは大満足でした。 CGは格段の進歩…

任侠ヘルパー(2012)/★★★★☆

放送出来ないTVスペシャル。草薙君が素晴らしい。 「TVドラマの映画化」「フジ」「SMAP」とくれば日本がW杯で優勝するくらい勝ち目がない。とおもいきや、実にアグレッシブな作品。ビックリしました。 でも、これ放送できるの? 感心したのはまず、…

奇跡のリンゴ(2013)/★★★★★

奇跡のリンゴは奇跡の映画 ロングラン興行も終盤。さすがに劇場はガラガラで106席のシアターには私ともう1名だけ。ほとんど貸切状態です。 おかげで誰はばかることなく泣くことができて、よかったです。無農薬リンゴの栽培に成功する話だから、ストーリー展…

北のカナリアたち(2012)/★★★★

画が凄い!細かなところをもうちょっと。 どうしても見ておきたかった1本。 理由は「告白」でゲンナリさせた湊かなえの原作と実に深い映像を描く木村大作のキャメラ。 その意味で木村大作のキャメラは本当にすごかった。これだけでも映画館で見る必要があっ…

高地戦(2011)/★★★★☆

これは久々の戦争映画体験。 こんなに迫力ある戦争映画は久々のような気がします。 さらに音響が凄くて、これは映画館で観るべきでした。しかしひどい話ですな。 停戦するといいながら2年も戦争を続け、50万もの兵士を死なせた挙句に停戦直前の総力戦。 …

DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?(2013)/★★★

あっちゃんの卒業は正しかったのか? 見るとなぜか一緒に涙してしまう。どうゆうこと? その後、しばらくあっちゃんが表に出てこない(出る機会がない?)事とを知った上で見ると少々複雑な気分になるのも確か。 こんなに歌上手かったんだね。「桜の花びらた…

オブリビオン(2013)/★★★

私は、観てヨカッタけど 映画の日だったので「アイアンマン3」か本作か迷ったが、時間の都合で本作に。 ほぼ予備知識なしで観て、色んなSFを連想させるなぁと思っていたが、実は「トロン:レガシー」の監督と知って納得。 確かに特殊な環境の中で限られた…

鍵泥棒のメソッド(2012)/★★★★★

とにかく面白い! オープニングの見事な長回しの1カットから、堺雅人の俯瞰に入るあたりうーんと唸るぐらいの見事さ。 脚本の素晴らしさが強調されているが、監督としてもなかなか。コンドウ(香川照之)が妙に真面目で役者としても成功していくあたりがと…

アウトレイジ ビヨンド(2012)/★★★☆

前作より落ちたかな 前作はその暴力性にしびれたが、2作目ではそれが前提となっているのでやや魅力に欠ける印象。 ただ、映画としてヤクザ映画がこれしか作られていない現状からするともっと続けて欲しいし、純粋にもっと見たいと思う。 このジャンルの復活…

最強のふたり(2011)/★★★★

いい作品だがやや引っかかる 評判がいいので期待して観たのですが、やや引っかかる所もあり手放しで褒めるには至りませんでした。 それは演奏会での場面。 生演奏をしてもらいながらイメージを語る場面なのですが、そばで演奏している人たちを前にあの態度(…

シュガー・ラッシュ(2012)/★★★★★

よく練られた世界観が気持ちいい 川崎チネチッタの日に見に行く予定でしたが、2Dしか上映しないのでTOHOシネマズの3D吹替えで子供たちと観ました。 それほど3Dを強調している訳ではありませんが、やはり迫力が違うと思いますし、いくつかのゲーム…

レ・ミゼラブル(2012)/★★☆

苦手を克服するには至らず プリンスシネマのシアターZEROで本日特別興行と知って駆けつけました。 (本当は夜の回に嫁を誘ったのですが都合がつかないそうで一人で観賞) 序盤からドンドン進む早い展開にもったいなさを感じつつ高まりを期待したのですが、最…

ゼロ・ダーク・サーティ(2012)/★★★★★

劇場で観られてヨカッタ ほぼ劇場公開が終わりとなるタイミングで駆け込みました。 前作の「ハート・ロッカー」のような胃がキリキリと痛むような緊張感ではなかったものの、丁寧に積み上げられたエピソードを見ているうちに本当にCIAになったような錯覚に陥…

桐島、部活やめるってよ(2012)/★★★★★

面白くてヨカッタ 観た人はみな大絶賛の本作。悪く言う人を見たことない。 もしこれを見てつまらなかったら逆に見る目がないと言われそうで怖いぐらいの雰囲気ですが、勇気を出して観てみました。 とてもよかったです。 楽しく見る事ができてホッとしました…

大原麗子特集

午後のロードショーで大原麗子特集! こんな特集なら大歓迎。昔の邦画をもっとやってほしいなぁ。 ということでまとめて感想。 網走番外地 北海篇(1965)/★★★★ 健さん風「駅馬車」 シリーズ第4作目。 前半は刑務所での色々ですが、仮出所後、同房の千葉真一…

ももへの手紙(2012)/★★★☆

せっかく作るのなら・・・ 決して悪くはないのだけれど、この手の話は食傷気味なので正直響きませんでした。 せっかく何年もかけて作るものなのだから、もっと新しい話をみせて欲しいと切に願います。 それとも、こんな話でないとお金が出ないのかな?

アイアン・スカイ(2012)/★★★☆

いいねぇ スベって笑えないギャグも多いけどこれ好き。 B級なのに特撮がしっかりしているのも好感度高し。 全体的に大統領ネタが秀逸だが「アメリカが勝った事があるのはナチだけなのよ!」には大爆笑。

おとなのけんか(2011)/★★★★

うまいねぇ オトナ4人が1つの部屋で喧嘩する話と思って見ているといきなりエレベーターに乗る展開にビックリした。 ところがクリストフ・ヴァルツの行動から結局部屋に戻ることに。 この後、何度も出ようとする度に部屋に戻される。 役者のうまさ、脚本の…

幸せへのキセキ(2011)/★★★☆

丁寧に作られた佳作 ちょっと長いかなとも感じるけど、人物に寄添う感じがいい。 全体的にリアクション・ショットが的確で、丁寧に作られた分ケレン味が薄い感じも受ける。 こちらの動物は本物を使ってると思うけれど、トラなめのショットとか普通に出てくる…

プロメテウス(2012)/★★☆

やったな! これリドリー・スコット監督だと知らなければ見なかったんじゃないかぐらいのガッカリ度。 ギミックはカッコいいし、脚本も結構練られていると思うのになんでこんなにつまらないのか? おそらく主人公のノオミ・ラパスがイケてないのと、自分で腹…

アルゴ(2012)/★★★★☆

確かにうまいです。 編集のうまさだったり、本物そっくりの役者や場所だったりしますが、私は前作、前々作のようなホーム(ボストン)でのベン・アフレックの本気がもっと見たかった。 これが実話で、しかもハリウッドが救ったとあれば、アカデミー賞を取る…

愛と誠(2012)/★★★★★

断固支持。完璧です。 フルコーラスは長いとか、スリッパで頭をたたくのは漫才のようでやりすぎだとか、色々批判はあるでしょうが、私は断固支持。 武井咲のお嬢様ぶりと安藤サクラの捨て身の演技が忘れられません。 選曲もツボで「あの素晴しい愛をもう一度…

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012)/★★★☆

ハードな描写にビックリ SRシリーズって"ラップ"の入ったコメディだけど、最後は感動させるシリーズかと思っていたのに、今回はハードな展開にビックリしました。1シーン1カットはさらに進化し、終盤はどこまで続くかというくらい長回しが続く。 ただ、…

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012)/★★★★☆

素晴らしい3D体験をありがとう 文学小説の映画化も動物映画も苦手な私ですが、"『アバター』を越える3D"見たさに川崎のIMAXで観てきました。 IMAXは前売り券も使えないので入場料は\2,200です。やはり高いですね。 結論から言うと「見ておいてよかった!…

冬の華(1978)/★★★★★

ひたすら気持ちいい BSで放送していたのを視聴。(30分ほどカットされているようです) ファーストシーン。 池部良の「ガキがいるんだ。見逃しちゃくれねぇか」からの刃傷劇。 海岸とか風車とか死んだ父親のほっぺを押す演出とかクサいのは百も承知で持ってい…