オブリビオン(2013)/★★★
私は、観てヨカッタけど
映画の日だったので「アイアンマン3」か本作か迷ったが、時間の都合で本作に。
ほぼ予備知識なしで観て、色んなSFを連想させるなぁと思っていたが、実は「トロン:レガシー」の監督と知って納得。
確かに特殊な環境の中で限られた人物が登場するSFというコンセプトは同じだ。
第1印象は「見る人を選ぶ作品だな」と
このビジュアル(世界)やアクションが楽しめる人であれば満足するかもしれないけど、それ以外(ストーリーとかロマンスなど)を期待するとガッカリするよと言いたい。
ただし通信担当のアンドレア・ライズブローがよい。作中でも冷たい感じがすごくイイが、観終わって改めて彼女の心情を考えると切なさも感じる。本作で強い印象を残している。
その他、色んな映画を連想させる。例えば
- ミッション・インポッシブル(特に2を連想させる)
- トータル・リコール(悪夢的なコンセプトや嫁の存在)
- 砂の惑星(砂漠だしね)
- ダークナイト(M83ってハンス・ジマーなの?ってくらいスコアが一緒)
- インセプション(嫁がカギとなる展開とか)
- 慰めの報酬(砂漠にタンクトップ姿がかなり被ります)
あと小型のボッドは他の映画でもよく見るし、敵が赤で観方がグリーンで表示されるのもありがち。
ご自慢のヘリのようなジェット機も意外と新味はなく、何より衣装が強烈にダザい。
これだけのバジェットなのに見事なほどB級感を醸し出している。
映画の日で封切第1回というのもあって、500名の劇場はほぼ満員の入りだったが、はたして何人が楽しめたか。
私は、観てヨカッタと思ったけどね。(BD欲しいですよ)