大原麗子特集
午後のロードショーで大原麗子特集!
こんな特集なら大歓迎。昔の邦画をもっとやってほしいなぁ。
ということでまとめて感想。
網走番外地 北海篇(1965)/★★★★
健さん風「駅馬車」
シリーズ第4作目。
前半は刑務所での色々ですが、仮出所後、同房の千葉真一に頼まれた借金を取り立てから、トラックの運転手を引き受けることに。
「駅馬車」が元になったように、トラックに色んな人が乗り込んで人生模様が繰り広げられる。
とにかく健さんがカッコいいし、昭和の香りがぷんぷん匂う一品。
画質がすごくクリアなのも好印象。
大奥絵巻(1968)/★★★★
長女が淡島千景、次女が佐久間良子、三女が大原麗子の三姉妹。
次女の佐久間良子が殿様に気に入られ、長女の淡島千景がそれを利用して大奥をのし上がっていく物語なのだけれど、この淡島千景がめちゃめちゃ恐い。
殿と次女を親しくさせるために、お忍びで城下に出すのだが、これが敵方に見られてピンチなると、証人を罠にかけて罪を着せた上に拷問して、狂い死にさせちゃいます。
さらに、三女が敵方に召し抱えられて大奥に上がると、今度は三女を亡きものにしようとすらします。
それを止めるのが次女で結局、長女を殺しちゃうのです。
こうして三姉妹(というか長女)の野望は崩れ去っていくのですが、60年代時代劇の雰囲気がよく出ていて面白かったです。
こちらも高画質で楽しめました。