オズ はじまりの戦い(2013)/★★★★
オズ 女難の物語
どうせならと3D BDをレンタルしましたが、2時間もあのメガネをかけるのは苦痛。しかもちょっとでも頭を動かすと2重に見えるし、やはり3Dは劇場で観ないと堪能できませんな。(それでも3DBDが欲しかったりして)
ただし、モノクロ、スタンダードサイズからオズの国に入る時の華やかさは感動もの。これだけでも劇場に行く価値ありの作品でした。
さて本編ですが、女たらしのオズに女性たちの非難が殺到。かなり評判悪いですな。
私にはオズの女性に優しい性格が災いして(自分でまいた種とはいえ)女難の物語にも見えましたが。
ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズに陶器の少女。
これだけの美女に囲まれたら優しくしたくなるのも無理はない。
オズさん苦労するねぇと声をかけたくなります。
ただ、それまでの素行がヒドイので身から出た錆のようもとれる風に作ってあります。
面白いのが、オズの国で旅をするうちにお供が増えていくあたり。
序盤のオズに国に行くまでの展開と言いオリジナルと同じ構造を持つあたりが面白いと思いました。
3Dビジュアルもなかなか凝っていて、随所に3Dらしさを取り入れています。
ディズニーらしい華やかさも備えて、決して悪くない1本だと思いました。
ちなみに続編を製作とのニュースがありましたが、どう続くのでしょう。
次は本来の「オズの魔法使い」につながるとしか思えないのですが、その意味で続編に凄く興味があります。