1997
J・キャメロンのこだわりの結晶。手元に置きたい一枚。 作品に関しては星どおり。今回DVD特典で特に面白かったのは、メイキングのセットの様子とスティル・ギャラリーのスケッチ画。本当にスケッチの通りに実写化されているのにビックリ。 キャメロン監…
プロスナン=ボンドの2作目。不満だー! 劇場で最初に見たのが「私を愛したスパイ」で、ムーア=ボンドが刷り込まれている私にとって、同じような路線のプロスナン=ボンドは結構気に入っている。 そんなプロスナン作品なのに本作を見落としていた事に気が…
期待して見なければ・・・ ジョナサン・モストウ監督は「T3」を先に観ていたので並走する車のアクションなど共通するシーンも多かった。ただ「T3」を観ていて感じた「アクションはすごいがドラマが弱い」という弱点がこの映画では目立たない。たしかにア…
硬派な犯罪映画。まるで70年代のようです。 宝石店を襲撃した男4人。うまくいったと思ったが一番若いスティーブン・ドーフが宝石を独り占めするため次々と仲間を殺して逃げ去った。1人生き残ったハーヴェイ・カイテルはドーフを追ってLAにやってくる。…
見かけは派手だが中身がない 流し見なのでわかっていなかったらごめん。 ビジュアルは派手だが肝心の中身がない。相手の正体がある程度分からないと退治方法も分からないし、サスペンスも盛り上がらない。昆虫パニックというよりNY地下のエイリアン退治っ…
これも「羊たちの沈黙」の亜種のひとつ スパイダーの前作となるアレックス・クロスシリーズの第1弾。監督は「サウンド・オブ・サイレンス」のゲイリー・フレダー。日曜洋画劇場は特集を組んでるのかね。 「羊たちの沈黙」では監禁は一人だったがこちらは6…
あまりにつまらなさにビックリ [DVD]" title="オースティン・パワーズ [DVD]" class="asin"> 最初に言っておくが、3作目となるゴールドメンバーは大好きで、おばかコメディの傑作だと思っている。ところがこの1作目を見たらがっかりした。 オースティンやD…
戦うスチュワーデス。R・リオッタが熱演 飛行機パニック物はエアポートシリーズをはじめ、「エグゼクティブ・デシジョン(96)」「エアフォース・ワン(97)」「コン・エアー(97)」など山ほどあるが、操縦を機械に任せて機内で戦うスチュワーデスというのは珍し…
静かだが熱い 特撮はほとんどなくセットと衣装と照明で未来を表し、登場人物も3人がメイン。それでも来るべき未来の冷たさと静けさの中に強いメッセージが込められているのが感じられる。 決して好きになれるタイプの映画ではないが、そのアイデアと未来感…
女性二人が主役ってのが新味 ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、サラ・ミシェル・ゲラー主演?の青春ホラー。もう少し緻密なサスペンスかと思ったがイマイチなぜそうなるのかわからないままに終わってしまった感じ。そもそも展開に根拠を求めたほうが悪いの…
アメコミの映画化では上等な方 ヘル・ボーイとあまりに雰囲気が似ていてデジャヴュすら感じたが、こちらの方が先。雨後の筍のように製作されるアメコミの映画化の中ではよく出来ているほうじゃないでしょうか?
チベットの歴史は描かれるが主役が× この映画には2つのテーマがある。1つは1945〜51までの外国人の目から見たチベット(結局中国に占領される)の姿。もう1つは自分の息子を持つ現実から逃げた男が少年(ダライ・ラマ)に出会って変わっていく姿。 前者は美し…
見事としか言いようがない ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハントのちょっと変なおじさんの恋愛コメディ。Jニコルソンの偏屈ぶりやHハントの病気の子供を抱えつつ常に前向きに進む姿も素晴らしい。またこの映画のポイントになっている強盗に合って破産した…
結構楽しい。 字幕だったので子供はつまらないかなとおもいつつ、一緒に見たが意外と楽しかったらしい。私の苦手なロビン・ウィリアムズだったが素直に見ることができた。 悪者をやっつけるところが「ホーム・アローン」っぽいなと思ってい見ていたらジョン…
面白いことは面白いが・・・ 買ってまで見るものかどうかは疑問。でも見ている間は面白いけどね。
主役が地味だが作品の力を感じる 期待していなかったが、全編にみなぎる緊張感がすごい。ただ主役が地味すぎて作品を小粒にしている。
これって怖いの? 延々としゃべり続けるアル・パチーノとだんだんと狂っていくシャーリーズ・セロン。うまさで、セロンの勝ち。 キリスト教圏の人は恐怖を感じるのだろうが、私は怖いとは思わない。そもそも弁護士や武器商人、麻薬密売人の元締めが悪魔だと…
感心して笑って泣いて。 1998年のアカデミー外国語映画賞ノミネート作品。 どうしても忘れられないシーンがある。それは庭師の仕事が見つかり、これからは色々モノが買えるぞと喜んだ直後自転車のブレーキが壊れてしまい、結局、壊れた自転車とともに車の荷…
ブルース・ウィリスにしびれた。 オリジナルの「ジャッカルの日」は未見なので、純粋にアクション映画として見た。 要人暗殺を請け負う殺し屋ジャッカル(ブルース・ウィリス)とFBIに協力させられる極悪犯テクラン(リチャード・ギア)の駆け引きをスリリン…
アクションはすごいと思うがやはり好きになれない。トラボルタとニコラス・ケイジの役はどう考えても逆だと思う。
リアルすぎて・・・ もちろん面白いのは分かっているのだが、あまりにもリアルすぎてドキュメンタリを観ているような錯覚に陥ってしまい映画としての面白みを感じなかった。 最後の”どうしても評価が欲しいんだ”となるまでの伏線が欲しかった。 ダスティン・…
見た目よりずっと深い味わい ミュージカル風だがミュージカルでない。コメディなのに主人公のやっている事が笑えない。ドラマなのに終わりに救いがない。もっと軽い演技か演技力のない女優であれば笑える場面もキチンと演じてしまったがゆえに、観客の感情移…
アン・リーが描き出すもう1つの「アメリカン・ビューティ」。 アメリカン・ビューティよりこちらの方がもっと救いがない。最後に父親が泣き出すところに胸を打たれた。 ここでも家庭崩壊の原因は「旦那の浮気」。その過ちが連鎖反応のように次々と家族に感染…
特撮のすごさに圧倒 SFに見せかけた反戦映画といわれているが、とにかくそのグロイ描写と見事な特撮に圧倒された。評価はまた見直したときにしたい。