運動靴と赤い金魚／★★★★★

感心して笑って泣いて。

1998年のアカデミー外国語映画賞ノミネート作品。
どうしても忘れられないシーンがある。それは庭師の仕事が見つかり、これからは色々モノが買えるぞと喜んだ直後自転車のブレーキが壊れてしまい、結局、壊れた自転車とともに車の荷台にのっている父と子の姿である。
貧困と言えばそれまでだが、自分たちの環境の中で懸命に生きていく兄妹の姿はどこまでも美しい。また、ユーモアのセンスも秀逸で笑ったり感心したり。でも最後は嬉しくて泣いてしまった。
ちなみに子供時代遊んだ小川（というか「どぶ」？）が懐かしく感じられる。
なお、うれしい事にビスタサイズでの放映だった。永久保存版決定！