ダイ・ハード2/★★★★

シリーズでは一番好き
ダイ・ハード2 [DVD]
大ヒットシリーズ第2弾。監督をレニー・ハーリンにバトンタッチし、空港を舞台に大暴れをする。前作のキャラクターを踏襲しつつ予算もアクションもスケールアップした。
今見るとアクションとしては後の映画には劣るが、二転三転する展開がわかりづらい部分はあるにせよ意外と楽しめる。ダイ・ハードシリーズでは私はこれが一番好きだ(もちろん衝撃度と完成度では1の方が格が上だと思うが)
ブルース・ウィリスも「ぼやき刑事」としてのキャラが本作で確立された感がある。音楽はシリーズすべてを手がけたマイケル・ケイメン。1でおなじみのテーマも含めて、いい意味でマンネリの音楽が鳴りっぱなしで見る側を燃えさせる。
また、デ・パルマ映画の常連だったデニス・フランツ(「殺しのドレス」「ミッドナイトクロス」)が空港警備の責任者として出演。いい味を出している。

なお、ダイ・ハード3はなぜか1の監督ジョン・マクティアナンに戻っている事と、にもかかわらずシリーズを通しての全体のトーンが同じなのがとても珍しい。

注)以前も書いたが画質が悪くとても悲しい。1と見比べても悪いようだ。(特に色のノリがひどく、シャープさにも欠ける)チャンスがあればアルティメット版の画質を見てみたい。