1930年代

モダンタイムス(1938)/★★★★★

「食」へのこだわり 最初の工場シーンが資本主義社会への批判として有名ですが、私はそれ以外の部分の方が作品としてはずっと重要だと思いました。 特に、「食」に関するギャグが印象的で、"自動食事機"と相反する"理想の家庭"、ぼろ小屋での"つつましい食事…

街の灯(1931)/★★★★

「YOU」の重み わかっていても泣いちゃいました。 すごくいいなと思うのは、あれだけ頑張ってボクシングで戦ったのに結局徒労に終わる点。人生そんなに甘くないよと言われてるみたいで。 で、結局(誤解が原因にせよ)警察に追われてでも、彼女に金を渡した…

コンチネンタル(1934)/★★★★

アステア&ロジャース第2弾。きわどい話のコメディ アステア&ロジャースの主演としてはこれが第1作。「空中レビュー」(未見)で脇役ながら好評だったことから本作が企画されたとか。 ダンサーのアステアは税関で困っていたロジャースを助けた事から一目惚…

有頂天時代(SWING TIME)(1936)/★★★

アステア&ロジャースコンビ第6弾。やんちゃなアステアが見られました。 以前「アステア&ロジャース」コンビの作品が見られないー!と嘆いたことがありましたが、なんと、近所のTSUTAYAにありました。素晴らしい。早速ミュージカルの至宝といわれた2人の…

類猿人ターザン(1932)/★★

アクションというよりむしろ動物映画 類人猿ターザン ()" title="DVD>類人猿ターザン ()" class="asin"> ジョニー・ワイズミュラー主演のターザンシリーズ第1作。1932年(昭和7年!)の作品。 腰布ひとつで「アーああーーーーぁぉぉぉぁあぁぁぉぁ」と叫びジ…

邂逅(めぐりあい)(1939)/★★☆

どこか歯がゆい 邂逅めぐりあい ()" title="DVD>邂逅めぐりあい ()" class="asin"> 本作は"すれ違いものの傑作"として名高いようです。 プレイボーイ鳴らしたマルネー氏(シャルル・ボワイエ)がとうとう結婚を決意。アメリカで待つ結婚相手の金持ち令嬢に会う…

或る夜の出来事(1934)/★★★★★

終始ゲラゲラ、終盤泣いて最後はハッピー。ラブコメの定番。 クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベールのロマンチック・コメディ。監督はフランク・キャプラ。 いまさら語るもののないほど有名な映画ですが、こうしてみるとやっぱ名作。 ポイントは 秀逸な…