邂逅(めぐりあい)(1939)/★★☆

どこか歯がゆい
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本作は"すれ違いものの傑作"として名高いようです。


プレイボーイ鳴らしたマルネー氏(シャルル・ボワイエ)がとうとう結婚を決意。アメリカで待つ結婚相手の金持ち令嬢に会うために船旅に出る。ところが、そこはプレイボーイのボワイエ。独身最後の旅の相手にと選んだのがアイリーン・ダン。最初は警戒していたが、途中に立ち寄った島にいた叔母とすごすうちにボワイエの本当の姿に気がつき、お互いに好きになる。
しかし、経済力のないボワイエは稼げるようになるまで結婚の申し込みは待って欲しいと申し入れ、半年後にエンパイアステートビルの屋上で出会うことを約束して別れる。
半年後のその日。屋上で待つボワイエの前に現れないアイリーン。実は待ち合わせの場所に向かう途中に交通事故あったのだ。
傷心のボワイエと事故で半身不随になったアイリーン。しかし皮肉なことにクリスマス・イブに偶然2人は出会ってしまう。


70年も前の作品だし、色がつかないしと思いつつ、それでも泣けるのかなと期待して見たのですが、どこか歯がゆい感じがしてノレませんでした。残念。
シャルル・ボワイエジュード・ロウに似てると思います。名曲「愛の喜び」はたいていの人があの曲かと思い出せるぐらいのポピュラー。


同監督が1957年にセルフリメイクした「めぐり逢い」はケイリー・グラントとデボラ・カーが共演。こちらの方が感情移入できる気がするので、再挑戦したいと思います。

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なお、コスミック版で鑑賞しましたが、映像が全体的にぼけた感じがします。まあ普通の500円DVDの画質といったところでしょか。