時をかける少女(2006)/★★★★★

時かけ」第3世代。いい映画でした。
時をかける少女 通常版 [DVD]
時をかける少女」とくれば子供の頃楽しみにしていた「NHK少年ドラマシリーズ」で育ち、原田 知世主演の時は大学生。そして子供を持つようになって劇場版アニメとして帰ってきました。
本作は大林版の続編という位置づけらしく、「タイムリープはよくあること」と芳山和子が言う姿は、私にとっては全く違和感がないのですが、若い世代にはピンとこないかもしれませんねぇ。


極力人物をシンブルにして動かすことに注力する。アニメーションの基本に戻った感じがして好感を持ちました。特にタイムリープを駆使する場面はテンポいい動きといい近年稀にみる名シーンになっていると思います。さらに音楽もいい。
ただ山となる場面が少し早すぎるため、終盤ちょっとダレる感じがするのが残念でした。
それでも2006年に公開されたアニメ映画(「ケド戦記」は見てませんが)ではベスト1の地位は揺ぎ無いと思います。
いいものを見せてもらいました。

参考サイト
少年ドラマシリーズ - Wikipedia
未来人の名前は「ケン・ソゴル」だって知ってました?

買っとけDVD 第238回:話題になってるけど面白いの? '06年最高のアニメ映画「時をかける少女」
くわしいレビューがあります。

時をかける少女 公式サイト
「他人の恋には前向きで、自分の恋には後向き」というキャッチコピーがいいですね。

時をかける少女 NOTEBOOK時をかける少女 NOTEBOOK  
どうせ買うなら限定版DVDよりこちらが欲しい。

時をかける少女 [DVD]時をかける少女 
知世版。「♪桃栗3年 柿8年」「土曜の昼の実験室」などの名台詞、名シーン、名曲がたくさん。ラストシーンにはしびれました。

コミックチャージ 2007年 4/3号 [雑誌]コミックチャージ 創刊号 
角川映画30周年記念として93作品全ての予告が収録されたDVD付き。もちろん「時かけ」も入ってます。