ウィッチマウンテン／地図から消された山(2009)／★★☆

ただのアクション映画でした。

エイリアンを乗せたタクシー運転手の話と聞いて楽しみにしてたのだが、さいごまでまったく引っ掛かりがなく終わってしまった。
これだったらＳＦでなくてもいいんじゃない？
「星の国から来た仲間(75)」のリメイクらしいが、オリジナルは「孤児院で暮らす二人の超能力を持つ兄妹が実は・・・」という話だったらしい。こっちのほうがメチャメチャ面白そうでない？

エイリアン兄妹とそれを追う暗殺エイリアン（プレデターみたいな容姿）、主人公のタクシー運転手と敵対する街のボスの手下。さらにエイリアンを追う政府特殊機関。5つ巴の追跡劇がメインで、これにラスベガスのＳＦ大会の連中が絡むので結構登場人物は多い割には混乱がせず手堅くまとめているのはよいのだが、乗せた客がエイリアンでなければならない理由がない。
謎もないし伏線もないので、話が単調すぎる。

なぜこれが撮られたのか？存在理由がわからない映画なのでした。