奇跡のシンフォニー(2007)/★★

観てがっかり
奇跡のシンフォニー [DVD]
音楽をテーマにした母恋物。
孤児院に捨てられた息子がバンドミュージシャンの父とチェロリストの母の血を受け継いで音楽の天才となり、NYへ両親を探す旅に出る。
かなりツボな話だけに観てがっかり。
ご都合主義が多すぎ。さらに雰囲気だけで見せるのでシーンも繋がらない。とどめは私の苦手なロビン・ウィリアムズが出てきたところでアウト。(いやロビン・ウィリアムズに罪はないのデスが)
何も知らない親子(しかも両親同士も)ラストの演奏会でなんとなく再会して、いきなり笑顔で微笑むってのはいくらなんでも「ざけんなー」でしょ。

初めてギターに触る少年が変わった弾き方をするとか、生まれてからの日数を数えていたりするとか、街の音が音楽になったりするとか、いい部分もあるのだが、いかんせん話が酷すぎて終わったときは腹が立ちました。
これは映画より舞台のほうがいいと思います。