ナイアガラ／★★★

ナイアガラに行きたくなりました

マリリン・モンローがブレイクするきっかけとなった映画らしく、モンロー特集で放送されていたが、実際にはジョセフ・コットン（「市民ケーン」「第三の男」）、ジーン・ピータース主演のサスペンス映画だった。
内容は旅行に来た若夫婦が不倫している妻と愛人の殺人事件に巻き込まれるサスペンスものだが、それほどスリルがあるわけではない。
ただ、もう一人の主役である「ナイアガラ瀑布」はその雄大さや迫力が伝わってきて素晴らしい。各観光名所が事件の舞台となるほか、クライマックスではナイアガラならでは見せ場となっておりうまくできている。

モンローは悪女役を演じており、この作品で注目されたのもわかる気がした。

この映画の中でこんなセリフがある。
胸の大きく開いたドレスを着たモンローをみた夫が妻に「君もあんなドレスを着たらどうだい」といわれて
「ああゆうのを着るためには１３歳から計画しないといけないの」
と答える。
昔の映画は会話が洒落てるねぇ。