まとめて感想
何か残しておかないと忘れそうなので(いやすでに忘れているけど)メモ
[2011公開][カ行]恋の罪/★★★★
初見の何とも言えない後味の悪さに感想が書けずにいました。
水野美紀をあんな風に描ける監督(ひと)ってどんだけ鬼畜なんだよと思ったり。
それよりこれをきっかけに佐野眞一の『東電OL殺人事件』『東電OL症候群』を知ることが出来た事がうれしい。
つい最近無罪が確定したことでより一層身近に感じた作品でもありました。
[1960年代][BS][ヤ行]妖星ゴラス/★★★★
タイトルはあれなんですが、実は『デイ・アフター・トゥモロー』とか『ディープ・インパクト』とか『アルマゲドン』などに通じる隕石落下物でした。
なにが斬新って、これ隕石を破壊するのではなく地球が隕石をよけるために軌道を変えようとするんですね。
(隕石が大きすぎて破壊不可能だったというエピソードが出てきます)
専守防衛に徹した実に日本的な発想に膝を打ちました。
南極に巨大な巨大ロケット推進装置を建設しますが、予算不足でよけきれず一部地球にも被害が出るというのがスペクタクルになっております。
日本人がデザスター映画を撮ると『Project X 〜巨大ロケットで地球を救え〜』になってしまうという現代に通じる感性が好き。
巨大なトドが出てきますが、これはおまけ程度で怪獣映画ではなかったです。
[1980年代][BS][カ行]幻魔大戦/★
キース・エマーソン、大友克洋、りん・たろう、美輪明宏と懐かしい名前がぞろぞろ出てくる角川映画。
脳内記憶では光り輝いていた本作も実際に見るとビックリするほどつまらなかった。
何度も見る気にはならないけれど、あのシンセ音を聞くだけで燃えます。
当時、超能力を持った高校生というのがツボでした。
[1980年代][BS][サ行]戦場のメリークリスマス/★★★
今見てもやっぱりよくわかりません。
ただ、当時バイトしてた飲み屋で繰り返しLDが再生されていたので、あの当時の思い出だけは古びないなぁとノスタルジーで見てしまうのです。
[2000年公開][TV][ラ行]ロミオ・マスト・ダイ/★★★★★
ジェット・リーのハリウッド第1作。
作りは荒いがジェット・リーのお茶目さとラトーヤの魅力が存分に引き出された作品だと思う。
ラップ風の音楽もGOOD。
アクション映画ではオールタイムベストであります。
[1980年代][TV][カ行]刑事ニコ/法の死角/★★★
なんか、この当時似たような映画がたくさんあったような。
スティーヴン・セガールの初主演作ですが、セガール自身の子供時代の写真からはじまるあたり、ただの主演とは思えない迫力があります。
(制作も兼ねています)
監督は『逃亡者 』のアンドリュー・デイヴィス。
[1990年代][ドラマ][ア行]王様のレストラン/★★★★★
王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2003/09/03
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 189回
- この商品を含むブログ (113件) を見る
最高じゃないですか。
三谷幸喜は監督ではいい評判は聞きませんが、脚本家としてはホント素晴らしいと思います。
張られた伏線が終盤でピタッピタッとハマっていく快感。
回を重ねるにつれどんどん変わっていく人間関係。
随所に感じられる遊び心。
どんぴしゃのキャスティングとセリフの妙。
さらにドラマを盛り上げるのが服部隆之の音楽。これが素晴らしい。
ちなみに4話のストライキの松本幸四郎と山口智子のやり取りもよかったけど、7話のオチが秀逸。(代議士の先生が予約するから貸切れという要望(命令)を断ったが、実はその日を予約してたのはその先生のSPだったというオチ)こんなドラマが毎週見られるなんて、なんて幸せなんだ!とつくづく思いました。
終盤はサービスが行き過ぎて思わせぶりになりましたが、この人たちをずっと見ていたい気分です。