チョコレート・ファイター(2008)/★★★★☆

ブルース・リーの妹の戦い。とくとご覧あれ
チョコレート・ファイター [DVD]
楽しみにしていた1本。
「知的障害を持ち、恐怖を知らず、動的視力に優れ、テレビで格闘技を覚えた少女が、病気の母の代わりに借金を返してもらいに行く話」というアウトラインからもっとドロドロした話かと思っていたのですが、「マッハ!」系の映画でした。
それもそのはず、よくみると「マッハ! 」の監督さんでした。(あははっ)


極端に台詞が少なく、前半の暴力描写に引いていたのですが、中盤からはひたすら戦いが続き、クライマックスでは完全にノックアウトされました。
まさかあそこまでやるとは。
ジージャー凄いです。凄すぎ。
燃えよドラゴン」で、もっと妹の戦いが見たいと思ったのですが、その不満がこの映画で解消されます。
すっと立って、無造作に近づくんですよね。しびれました。


ホントは「”耳がいい”設定が生きてない」とか「ハエ嫌いの割には・・」とか「キメのポーズが足りない」とか「(肌の)露出が足りない」とか、細かい注文はいろいろあるのですが、それは次作のお楽しみということで。