アニーよ銃をとれ/★★★
純情さに泣けた
ミュージカルの傑作と名高い作品だが、同じミュージカルでも「サウンド・オブ」や「ウエスト・サイド」とは違い、誇張された動作や仕草をみるに舞台に近い感じを受けた。(ベティ・ハットンがジム・キャリーに見えたよ)まあそれは置いといて。
小さな姉妹たちを養う射撃の名手アニーがショーのスター(フランク)に一目惚れして一座に仲間入り。
やがてフランクよりうまくなってしまい、フランクはライバル一座へ移籍してしまう。
失意のうちにも人気は高まるばかりで、やがてヨーロッパにも遠征するようになる。
帰国後、歓迎パーティで再会する二人だが。というお話。
最初はなんだ「この小汚いオバハンは」と思っていたが、旅するうちにどんどん綺麗になっていき、
最後はドレスをまとうようになったたが、がに股だし垢抜けないしとレディになることを拒絶するベティ・ハットンなのであった。
もう、この純情オバハンがかわいくてかわいくて。フランクが好きなので、目を見ると"カックン"って固まるですよ。大爆笑。
ベティ・ハットンの歌は馬力があってうまいねぇ。
途中でインディアンの養女になるエピソードがあるのだが、あまり意味はないような。でも話を進める上で「パパ ブル」は必要なのであった。
■楽しかった曲
- 鉄砲じゃ男は寄りつかない
- ショウほど素敵な商売はない
- あなたに出来ることなら(これは歌よりフリが面白い)
もう少し耳に残る曲が欲しかった気がします。
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なお、コスミック版の500円DVD鑑賞したが、値段の割にはビックリするくらい画質がよかったので大満足でございます。