ラブストーリー/★★★

ちょっとだけ泣けました。
ラブストーリー [DVD]
猟奇的な彼女」の次回作ということで見てみてみましたが、レベル的には数段落ちる感じ。
女の子が見つけた日記には母親の恋愛がつづられており、現代と過去の恋が同時に進行する構成でした。過去のパートでは、学生運動やデモ隊、戦争の影響が出てきますが、ストーリーにはあまり関係せず、ひたすら青春純愛物語が展開します。(友人の○○は「愛と青春の旅たち」ですね)
終盤はちょっと泣けましたが、それは条件反射のようなもので、あくびの涙と大差ありませんでした。
大真面目に作っている分笑いが不足していると思います。

ちなみに主人公の彼女(ソン・イェジン)は一人で過去と現在を演じわけ、過去彼(チョ・スンウ)は傑作「マラソン」で障害者を演じた人で、現代彼は松岡修三(もしくは小泉孝太郎)似の影が薄い人でした。