シネマステーション ミニ TSS-15使用記
TSS-15はYAMAHAのホームシアターセットの中でも一番廉価な製品。たた価格.comの人気ランキングでは発売から1年過ぎても2位と確固たる地位を築いている製品である。
以前から5.1ch体験をしてみたいと思っていたので思い切って購入。
以下使用感も含めて自分メモ。
我が家はテレビ台の下に自作PCで組んだホームサーバがあり、そこでTV録画とDVD視聴をしている。PCには光出力(SPDI/F)があり今回はそこに接続した。
最初リアスピーカーが鳴らず悩んだが、windowsのサウンドの設定を5.1chに変えることによりTV視聴が、Power DVD XPの設定をSPDI/F出力に変えることによりDVD視聴が出来るようになった。
実際の使用感として、価格に比べてかなり満足。かみさんも「映画館みたいだね」と感心していた。その他気がついたこと。
- 音声レベルが4つしかインジケーターがなく、わかりづらい(そもそも4段階?)
- 「モード」と「ムービー」「ミュージック」等の関係がわかりづらい
- ドルビーデジタル(DD) 5.1 とDTSでは全然迫力が違った。音量もDTSの方が大きい。これからはDTSが収録されているかが購入のポイントになりそうだ。
- 掲示板でもあったが、音楽を聴くにはあまり適しているとはいえない。そもそも5つのスピーカー全体で音を聞かせるようなシステムなので、音楽を聴くと「のぺっ」としてしまい、Dレンジも狭い。最近のラジカセよりも悪いとおもう。
■視聴した感想
ターミネーター2(DTS,DD)
DTSの迫力が凄い。これが一番サラウンド感を感じることができた。音響もいいがアクションシーンではサウンドが全体を囲み緊迫感が盛り上がる。このディスクはT3公開に合わせたキャンペン盤。コストパフォーマンスでは突出している。ただジェネオンはこれ以降この価格でのキャンペーンはしなくなった。
ツイスター(DTS,DD)
これもDTS音声が凄い。特に竜巻のシーンが大迫力。
ファインディングニモ(DTS,DD)
なんと吹き替えの方がDTSで収録されているという凝りようが素晴らしい。全体的にエコーががっていて海の中にいる感じが出ている。
デイ・アフター・トゥモロー(DTS,DD)
よくデモで使われる。DTS音声がよい。でも作品はあまりいいとはいえない。
リーグオブレジェンド(DTS,DD)
音の場所がハッキリしていてリアでもどのスピーカーが鳴っているかわかるような音作り。
パイレーツ・オブ・カリビアン(DTS,DD)
意外と感動がなかった。作品もあまり好きじゃないし。
ドラムライン(DD)
もう少し広がり感があるかと思ったが。吹き替えも5.1chなのは好印象。
ヴァン・ヘルシング(DD)
なぜDTSが収録されていないのか謎(ビスタサイズというのも謎なのだが)サラウンド感はまずまず。
エネミー・ライン(DD)
これもまずまずといったところか。DTSじゃないのが惜しい。