ロード・トゥ・パーディション/★★★

静かな映画。音と映像に堪能
ロード・トゥ・パーディション <特別編> [DVD]
1930年代を舞台にした2組の父と子の物語。
とても静かな映画だった。正直あまり感動はしなかったが、いつかまた見たくなったら星を1つ追加します。

感心したのは音と映像が素晴らしいこと。
コンラッド・L・ホールがメイキングの中でモノクロを意図していたといっていた通り、極力色を排除し光と影の映像が楽しめる。また群集の中ででトムハンクスだけにフォーカスをあてたシーンも忘れがたい。
音に関しては、音響のメリハリが効いていて、静かな雨の音、吼えるようなマシンガンの音、迫力のある銃撃戦音が緊迫感を盛り上げている。また音楽もアイルランド系を意識したスコアで静かだがしっかりとドラマを盛り上げている。

また、主演の3人も素晴らしい。