キューティ・ブロンド／★★★

キューティに見えないキューティ・ブロンド

この手の話は大好きなのですごく期待して買ったが何の盛り上がりもなく終わってしまいがっかりした。
原因はリース・ウィザースプーンがかわいく見えてこないところに尽きる。「容姿は軽いが本当は努力家ですごく頭がいい」というのがこの映画の肝なのに、主人公が努力家でも頭がよくも見えない。
ただしこれは脚本の悪さも関係している。西海岸のイケイケ？ギャルが東海岸のハーバード大に入学したことにより起きる様々な出来事はそれなりに面白いのに、エピソードが単発に終わってしまい、繋ってこないのだ。
特に最初のブティックで店員をやりこめる場面や法廷での逆転劇（「いとこのビニー」の方が面白い）などもっとよくなりそうなシーンがいくつもあるので脚本をもっと練り込めばいい作品になると思う。

リース・ウィザースプーンはこの作品でブレークしたらしいが、出演作としてはイマイチのようなので、評価は差し控えたい。<追記>
ウチの奥さんは大満足と申しておりました。