ロッキー／★★★★★

名作になったのはただの偶然ではない

ジョン・Ｇ・アビルドセンはポルノ映画出身で低予算、早撮りに慣れていた。映画会社はスタローンが脚本料をもらう代わりに主演させる代わりに低予算の条件をつけ、ジョンが監督をすることになった。
もちろんスタローンの人生そのままが映画に投影されているのが名作となった要因だが、それ以外（撮影や編集など）も決して悪くないことに気が付いた。それと音楽のビル・コンティも素晴らしい。試合中盤の音楽と映像は何度見てもため息が漏れる。