ネバーセイ・ネバーアゲイン/★★★
ユルい演出でも好き。
私ははロジャー・”ボンド”・ムーア派なのだが、コネリーではこれが一番好き。(といっても全部見ているわけではないが)
落ち目になったボンドのその後といったストーリー展開にも増して、コネリーの「とほほ」な感じと、ファティマを演じるバーバラ・カレラのなりきりぶり、それとミッシェル・ルグランの主題化がいい。
オリジナルのサンダーボール作戦は見たはずだが、まったく印象に残っていない。
アメリカ映画なのに007を撮ろうと考えた大英断(暴挙?)と、みごとコネリーを口説き落とし公開にこぎつけた、製作の「ジャック・シュワルツマン」は前述のロッキーで恋人役だったタリア・シャイアの旦那さんだった。
ということで、なんとなく見たのに実は結構繋がっていたのはちとうれし。
PS.007では「私を愛したスパイ」と「ユア・アイズ・オンリー」が好きである。今キャンペーンやってるんだよねぇ。