ザ・ファイター(2010)/★★★★
しっかりと作られていて好感がもてる
クリスチャン・ベイルのいっちゃった演技が目につく予告編なので、もっとトンだ映画かと思ったら、全然しっかりした作りで感心しました。
もっと盛り上げる演出もあったと思いますが、むしろ控え目にしっかりと見せてくれたのは、役者たちの演技を信じていたからではないでしょうか?
- 兄貴のドキュメンタリが放送された翌日、一人家を出るミッキー(マーク・ウォールバーグ)
- 戻ってきて欲しいとシャーリーン(エイミー・アダムス)を説得するディッキー(クリスチャン・ベイル)
- 本当にボクシングをやっているようにしか見えない試合内容
など、じっくり観たい場面がたくさんありました。
マーク・ウォールバーグ自ら立ち上げた企画だそうですが、真摯に作られていて好感が持てます。