ブルーバレンタイン(2010)/★★★☆

ここまで努力してだめなら仕方ないんじゃない?
ブルーバレンタイン [Blu-ray]
「話題の作品」だが、内容が内容だけになかなか観る気になれず(だったら観なければいいのにとも思うが)やっと観賞。
ただ「観ると絶対語りたくなる」と言うほどは、語りたくなるものはなし。
(むしろ「レボリューショナリー・ロード」の方が突っ込み所があったと思う)
逆を言えばそれだけ本作の方がリアルで完成しているとも言える。
なにより子供の存在をキチンと描いているのがよろしい。
ここまでお互いに努力してそれでも出した結論なら仕方がないかという気持ちが強い。


1つだけ言わせてもらえるなら「だから、鍵をかけておけと言ったじゃないか」はまずいでしょ。どうもこのダンナは上げ足をとる悪い癖がある。(家族に対する愛情はあるくせに)


人を見ていて、なんで離婚なんかするんだろうと思うけれど、むしろ結婚生活を続けられる方が奇跡に近い。
だからヒト(離婚者)を責めるより、自分が結婚生活を続けていられる幸運に感謝しなさいってこった!