アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010)/★★★

悪くはないけど笑えないかなぁ
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! [Blu-ray]

マーク・ウォールバーグ祭り2本目。


「タラデガ・ナイト オーバルの狼」「俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-」のアダム・マッケイと聞いてかなり期待したのだが、残念ながらくすりとも笑えず。
こればかりはフィーリングだからしかたない。
(でも前出の2作は面白かった)
ダメ刑事が大きな事件を解決する筋に小ネタがびっしり挟んであって、ゲラゲラ笑ううちにクライマックスでスッキリするパターンなのだけれど、小ネタが笑えないとあっては、やたらと長く感じるだけの映画になってしまった。


私的には「ホットファズ」に出てきた双子刑事のようなキャラが出てくるとか、どうせエヴァ・メンデス出すんだったら、もっと粗末に扱った方が笑えるし、最後はそのエヴァが出てきて銃をぶっ放すとか、主役以外のキャラクタがもっと立って欲しい。
エンディングクレジットで今のアメリカ経済がいかに狂ってるかをあれだけ丁寧に説明してくれるなら、もっと劇中でハッキリと描くべき。(そのための本編でもあるわけだし)
ウオールストリートの連中がいかにアコギかを思い切り誇張して描いて欲しかったし、それをやってつけて欲しかったのに、結局企業はほかに投資を始めましたでは、コメディ映画の意味なくない?


と色々書いてしまいましたが、もちろん一定の水準は十分クリアしてるので、作品として劣っているわけではありません。
今回はちょっとノレないなぁ。という感じでありました。