瞳の奥の秘密(2009)/★★★☆

消化不良でした
瞳の奥の秘密 [DVD]
つまらないところばかりが気になって、物語に入り込めませんでした。
1つ目はエスポシトがイレーネに対して25年も想いを抱くように見えない(淡い恋心を抱く程度にしか見えない)こと。
2つ目が犯人を特定する根拠が薄すぎること(写真に写った眼差しで「こいつが犯人だ」なんて)
3つ目が相棒のパブロが殺される意味が分らないこと(なんで?)
さらに、犯人がなぜか釈放されてさらに大統領のSPになった事に気付かなかった点も大きいです。(あのTV映像だけで分りました?)

ただ良いところもあります。ラストのビックリするような展開やスタジアムのどうやって撮ったのか分らない長回し、さらに犯人じゃないかもと思わせて本性を引き出す展開なんかはうまいと思いました。

決して悪くはないのですが、どこか入り込めずに消化不良の印象です。
※「ナイロビの蜂」のようにエスポシトの奥さんが殺されて・・・というような話をイメージしてたからかもしれません。