ヒックとドラゴン(2010)/★★★★☆
劇場で見なかったことを後悔しました
DVDでみてもその立体感が十分伝わります。実際に3Dで観たらどれほど凄かったんだろうとため息が出ました。(やっぱ去年の夏映画はこれでしたな)
それだけではなく映画としてもよくできていると思います。
- テンポがよくダレるところが全くない
- 98分と短いのに長く感じるほど話が凝縮されている
- セリフに頼らず絵で見せるので映画的な快感に溢れている
- トゥースがヒックに馴染んでいくプロセスが丁寧に描かれている
- 合わせて訓練の様子が描かれるが、自然と納得ができるように考えられている。
- ドラゴンやバイキングの様子、登場人物たちのキャラクタや関係が楽しみながら理解できる巧なオープニング
- 伏線と回収が実にうまい(ドラゴンを倒す方法、ノートや本の使い方、仲間のキャラクタと最後の活躍など)
飛行シーンばかりでなく、ラストのほろ苦さも含めて実によく出来た映画でした。
あー劇場で(もちろん3Dで)観られないかな。