ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009)/★★★★☆

実はよく考えられたシナリオ
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ストーリー紹介では「ラスベガスでバチェラーバーティした翌朝、部屋にいたのはトラと赤ちゃん・・・」と紹介されるが上記の状況になるのは実は20分を過ぎたあたり。

そこからが怒涛の展開でぐいぐいと見せていく。

ただし「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のような壊れていくような展開はではなく、ストーリーの面白さで勝負するあたり作り手の本気度が感じられ好感が持てた。

とにかく脚本がよく出来ている。
主役と思われた花ムコは実は脇役で、どうしようもないバカ弟と歯医者がだんだんと魅力を発揮していく過程が面白い。
誰しもあの”間違った結婚”を最後は応援するだろう。

一番笑ったのは義理の父親の一言「ベガスだからな」の一言。おいしいところを一気にさらって行きました。
ふざけているようだがすごく良く考えられたコメディで、映画はアイデアと工夫でこんなにも面白いのだと実感した。

大満足!。