おくりびと/★★★★☆

”死”と相対する”生”。本木雅弘が好演
おくりびと [DVD]
2008年度アカデミー外国語映画賞受賞。
むしろそれが災いして、最初のうちは”なんだか「お葬式」っぽいなぁ”とか”ここは「シコふんじゃった。」だなぁ”とか”やたらともっくんの裸が出るなぁ”とか思っていたが、中盤のヤマで大泣きしてからは物語に入ることができた。
原案となる「納棺夫日記」は読んでいたが、ほとんどオリジナルと言っていい小山薫堂の脚本が素晴らしい。

これがただのお涙頂戴でないのは、”死”と相対するように”生”が描かれるからだ。それが”性”であったり”食”であったりするわけだが。
本木雅弘は好演しているが、広末涼子が苦手(何をやっても下手にしか見えない)なので、どうにも困りました。よって☆1つ減点。