バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)・PART2(1989)・PART3*1/★★★★★
これを超える娯楽作品ってあるのかしら?
80年代を代表する作品であることに異論はあるまい。
飽きるくらい見すぎたせいで、ギターのシーンしか見なくなってしまった第1作。
初めて買ったLDの第2作。
いつも内容を忘れる第3作。
見直す度に発見があります。
メイキングは初めて見ましたが、これだけ見てもわからないことっていっぱいありますね。
今回の発見は一人二役の場面がはっきりと合成であることに気がついたことです。
気の利いたセリフが多い第1作に対して、果敢に挑戦した2作が気に入ってます。「素晴らしき哉、人生!」の影響が色濃くでていると思いますが、2015年、19985年、1955年とそれぞれの見せ場を用意した構成が話を分散させてしまい、見た後の印象が薄いのが難点。
3作は話が立ち上がりが弱いと思います。
このシリーズの目玉はラストだと思います。
しゃれでつけたらそのまま2作目も撮ることになり窮屈になってしまった1作目のラストシーン。ENDの文字が何ともさみしい3作目。でも、何といっても予告編をつけちゃった2作目のラストがシリーズを通じても1番のハイライトではないでしょうか?
とにかく脚本・構成が素晴らしく、随所に伏線が張られていて、それらが見事にはまっていく。
これを超えるエンタテイメント作品ってちょっと他には思い出せない。
それくらい奇跡的な作品だと思います。