腰抜け二挺拳銃/★★★★★

思い出し笑いが止まらない
腰抜け二挺拳銃 [DVD]
マヌケ男を隠れ蓑にした女スパイの物語。西部劇のパロディにもなっていました。
腰抜けシリーズではこれが一番評判がよかったので見てみましたが、なんとなく「ピンクパンサー」シリーズを思い出しました。なんででしょう?


刑務所から脱獄させてもらった凄腕女ガンマン「カラミティ・ジェーン」(ジェーン・ラッセル)は減刑と引き換えにインディアンに武器を売る商人を突き止める依頼を受ける。狙われるジェーンが飛び込んだ先が腰抜け歯医者のボブ・ポープがやっている二階。
ジェーンは夫婦に見せかけるために、なんと結婚式を挙げちゃう。(いいのか?ホントに)
宿に着いて、さあお楽しみとばかりに口説きはじめると、ジェーンのキスとともに銃で頭をコツン!。気がつくともう出発の時間。こんなパターンが何度も繰り返されます。


ホープが銃を暴発させると後ろにいたインディアンが倒れるなど、古典ギャグが満載ですが、テンポがゆったりしているので、爆笑とまでは行かず、終始くすくす笑えるような感じでした。
でも、見終わった後もふと思い出しては、笑いをこらえるのが大変。こうして書いていても、思い出してしまいます。その意味では十分楽しめました。


名曲「ボタンとリボン」(バッテンボー!)とともに楽しめるコメディーの傑作だと思います。