スーパーマン リターンズ/★★★★

旧作へのリスペクトを感じさせるスーパーマン。これは劇場で観たかった。
スーパーマン リターンズ [DVD]
1作目へのリスペクトに溢れており、ドナー版「スーパーマン」主義者の私としては断然うれしくなった。(双葉先生風)
まず、オープニングでアノ旋律とクレジットエフェクトに感涙。さらにクリストファー・リーヴ似のブランドン・ラウスやフィリス・サクスター似のエヴァ・マリー・セイント(ケントの母)といったキャスティングにも前作への愛を感じる。
また眼光鋭いジーン・ハックマンといった感じのケヴィン・スペイシーにはコメディセンスを感じた。(パジャマ姿で歯ブラシくわえて、 ロイスを見つける場面は大爆笑!)

CGでの飛行シーンも、本当に飛んでいるように見え、実にスマート。

惜しむらくはロイス・レイン役のケイト・ボスワースペリー・ホワイト役のフランク・ランジェラに魅力がないところか。ブライアン・シンガー監督は女優に興味がないのか??。

音楽のジョン・オットマンは旧作のジョン・ウィリアムズの旋律を所々に挟みながら、ドラマを盛り立てている。

これは旧作ファンにはうれしいリメイクでした。うーん大画面で観たかった!。
なお、時間を見ると154 分もあるが、実際にはそんなにあったの?と言うくらいあっという間に観ることができました。